昨日は午後からオンラインのインタビュー取材が入ったので

映画はあきらめ、自宅で仕事。

 

夜は近場で新しいお店を開拓したいな~ (ё)

と思っていたところに、

 

このtweetを発見!

 

調べると

 

今年1月にオープンしたばかりらしい。

これは行かねば!と思って即予約。

 

日吉駅正面の中央通り、最初の路地を右折したところにある

「肉汁餃子ダンダダン」の地下。

 

 

いい雰囲気だけど、絶妙に、

通りがかりに入りにくい隠れ家っぽさもある入口

 

入ると、コの字型の大型カウンターが。

 

調理台とカウンターが同じ高さの割烹スタイルの居酒屋は

最近のトレンドですが、

カウンターが大理石、というのは初めてかも。

 

「酔い夜を…」

のウエルカムカード。

もちろんがんがん飲ませていただくつもりですとも。

(`∀´*)――――――――――――――――――――ホッホッホ

 

4400円の一番ミニマムなコースを予約したので

 

追加する気満々で

メニューをチェック

 

 

どれもこれも、めっちゃ美味しそうやないかーーーいラブクラッカードキドキ

 

あまりにメニューをガン見しているので

カウンターからご主人が

「コースをご予約ですよね…?」

といぶかしげ。

 

「いや、様子を見て追加する気満々ですので!」

と答えると

 

このおすすめをそっと置いてくれた。

 

ビールと

 

辛口ジンジャーエールで乾杯。

 

 

そして、ぶらんこでもそうだったけど

私たち、予約でこういう厨房が丸見えの席になる確率

めっちゃ高い・・・

(厨房ウオッチング飲みが大好きなので

個人的には超ラッキー)

 

コース①

突き出しは、お店の出汁。

 

「すべてのお料理にこの出汁を使っています」

とのことで、

 

温かい出汁をじっくりいただくことで

お腹と気分がちょっと落ち着く、

という効果も。

 

コース②

突き出し2品目の水菜サラダ。

 

「野菜をたっぷり使った自家製ドレッシングです」

とのことだったけど、

サラダかー

と、正直、たいして期待もせずに食べ始めて

 

ドレッシングの美味しさに、

かっと目が見開いた。

+.(*゜ェ゜.*)+

 

ダンナも

「このドレッシング、美味しいね」

とびっくり。

 

高まる期待。

 

コース③ 前菜3種

 

左から時計まわりに

・九条ネギとジャコの煮びたし

・焼き椎茸と菜の花の白和え

・エゾバイ貝

 

白和えって、最近行った居酒屋全ての店の

メニューにあって、全部、フルーツを使っていたので

久々に、渋い白和えに出会った、という感じ。

 

焼き椎茸の甘み、菜の花のほろ苦い甘みが

あっさりした和え衣と合って、

胡桃のコクのある甘みがアクセントになってて

絶品!

 

ご主人が京料理の名店出身というのが

よくわかる一品。

 

よく見るエゾバイ貝も、貝が立派なだけでなく

使ってるタレの美味しさがもう、別格なんですよ…

 

お皿も美しい…

 

続いて、このお店の看板料理が登場

 

コース④ すっぽん焼売

 

なんと、お店の中ですっぽんをさばいて作っているとか。

添えているのは、黒酢生姜。

「味がついているのでそのままでも召し上がれますが

物足りなかったら黒酢生姜をどうぞ」

 

 

今まで、シュウマイで味わったことのない

パンチのある弾力と旨みの肉餡。

 

ひとくちの中に、いろんな食感があって

噛むたびに驚く。

情報が多すぎるシュウマイだった。

 

そして、次のお造りが問題作。

 

目の前で切ったいるのが見えて

何やらタレで和えて盛り付けていて

「あれはきっと、私たちの」

とワクワクで待っていると、

なぜかすぐには出してくれず

常連さんと長々と談笑。

 

お話が弾んでいるようで何よりだけど

早く出してーーー

お刺身が乾いちゃうーーー

 

と、(心の中で)カウンターをがんがん叩いていたけど

 

出て来た

コース⑤ お造り

がこれ。

 

ホタテ、ヤリイカ、鰹をミックスして

ツマは蕗。

 

こういうスタイルのお造りを初めて食べた!

お醤油ではなく、旨みのきいたタレで和えていて

3つのお魚をいっしょに食べると、その一体感に驚く。

 

「全部醤油だと、結局同じ味」

ということで、魚に合わせたトッピングや

味付けをするのが最近の流行だけど

 

これは、新しい食べさせ方では!?

 

そして、蕗が刺身のツマとして、

こんなにいい働きをするとは…。

 

食べて気がついた。

すぐに出さなかったのは、和えてから少し寝かせることで

味をなじませていたんだと思う…

 

一瞬でも疑って申し訳ない、ご主人…

 

調理場手前にあるこの炭火焼きの網では

鶏肉が絶賛炙り焼き中。

 

image

焼きおにぎりが焼かれ、

葱が焼かれ、

フランスパンが焼かれ

実にいろんなものが焼かれている。

 

いい感じに焼かれたフランスパンがすごく美味しそうで

ダンナが

「あのパンは何につくんだろう?」

とあわててメニューを見て

「牛タンシチュー」を発見。

 

私たちの後ろのテーブル席で

これを食べた人たちが

「めっちゃめちゃ旨い!」

「何これ、こんなの初めて」

と大騒ぎ。

お店のスタッフが

「3種類の味噌を隠し味に使っているんです」

と説明。

 

次は絶対にあれを頼もう!

とダンナと見つめあって、誓う。

 

そうこうしているうちに

 

コース⑥ コハダの一口鮨

 

ご飯は赤酢。

 

続いて

 

コース⑦ 九州直送、鶏もも炭火焼き

 

ご主人の友人が作っている鶏だそうで

手前の黒いのは、自家製七味

 

実は、この鶏も不安だった。

あまりにも長時間、網の上に置いてあって

まさかと思うけどご主人、

焼いてるの忘れてないか?

と…。

 

でも

 

見てください、このしっとり感。

 

ひからびるのでは?

と不安になったほど焼いているとは思えない

最高の焼き加減。

 

ちょっと甘めの自家製七味がめちゃめちゃおいしくて、

これをつまんで日本酒が飲みたくなり

 

秋田のお酒があったので、頼んだ。

 

ここで

「次の焼きおにぎりでコースはおしまいです」

と告げられ、

気になってたメニュー2品を追加。

 

追加メニュー①

ホタルイカふきみそ和え

 
旨すぎる―――
日本酒に合いすぎるーーー
蕗味噌&ホタルイカ
ブラボークラッカークラッカークラッカー
と、カウンターを両手でバンバン叩きたい旨さ。
日本酒を頼んだ私、ナイス!
 
続いて
 
追加メニュー②
ホタルイカと筍 越冬とろろ鍋
 

 

菜の花、筍、ホタルイカ

春の美味饗宴!

 

ここは天国だろうか…

 
興奮を鎮めるために
 
image

レモンサワー

 

このレモンサワーが、

レモンが濃くて均一で

口の中にレモンの香りの風が吹き渡るような

爽やかさ…

 

いよいよシメの準備

 

春キャベツと新ゴボウの漬物

 

この漬物だけですでに、

たまらなく美味しそうじゃありませんか♪

そこへさらに

 

お椀が白味噌!!!

 

ご主人が京料理出身だからか!!

嬉しいなあ。

 

コース⑧ つや姫焼きおにぎり

 

ご主人の実家が山形なので

つや姫を使っているそう。

 

外側の香ばしいタレもさることながら

 

たっぷりの青じそが、いい仕事してるんですよ…
 
ああああああ
本当に大満足!!
 
次はアラカルトで攻めたい!
 

 

 

 

 

中央通りにすごい行列ができているので

何かと思って調べたら

 

 

「夜アイス専門店」だった…