これを見て、

「そういえばお店の水炊きってしばらく食べてないな」

と思って予約をとったら

場所を調べていたダンナが

「これって、泰山の跡の店じゃない?」

と気がついた。

 

※「恵比寿中華 泰山」

 

この取材で知り、あまりに感動して

ダンナや友達と何度も行き

大好きだったのに、

惜しまれつつ閉店した店

 

 

やっぱりそうだった…

なつかしい、この階段

 

暖簾も当時とほぼ同じ…

 

4つある個室はひとまわりしたので

 

未体験ゾーンのカウンターを予約

 

…が、時間が早く、お客は私たちのみだったので

緊張感がはんぱなかった…

 

この日、予約したのは、7,200円の

【10時間たっぷり煮込んだスープが決め手♪】水炊きコース

 

 

・前菜

・料理3品

・串もの3本

・水炊き

・〆

・甘未

と、なかなかの充実コース

 

前菜盛り合わせ

 

レバームース、最中の皮乗せ

 

最中の皮を使ったオードブル、

最近いろんな店で見かけます。

例)虎ノ門ヒルズ「中華バル サワダ」

 

ちぢみほうれん草の胡麻和え

 

鶏の生ハムとフルーツのドレッシング和え

 

松前漬け

 

いぶりがっこのクリームチーズ、フキノトウの塩漬けサンド

 

当然、日本酒

 

ワイングラスで

 

くいくい進んで、あっという間におかわり

 

茶碗蒸し

 

「蘭王(らんおう)」という、

黄身の色が濃いので有名なブランド卵を使用

 

色も濃いけど、味も濃厚だった。

 

ここから焼鳥3串。

 

正直、水炊き目当てで

焼鳥はそんなに期待してなかったんですが

 

めっちゃレベルが高かった!!!

 

もも肉と葱

 

この、皮がはじけそうな肉の張りでおわかりでしょう、

ジューシーさが。

 

ダンナ「大きい、やわらかい、うまい・・・」(うっとり)

 

2本目はせせり

 

やわらかさとジューシーさが倍増

 

あと、やや強めの塩加減が、旨みの強いこのお肉に

すごくハマってる。

 

聞いたら、 「京紅地鶏 (きょうべにぢどり)」という鶏肉だそうです。

 

3本目はハツ

 

これ、噛んだ瞬間に、血がパッと滴って落ちてきて

こんな鮮血が滴るハツ、初めて食べた…

もちろん、おいしかった

 

ハツが苦手なダンナにはクビモトに変えてくれた

 

焼鳥の時のお酒は

へべす(宮崎県産の柑橘)サワー

 

さわやかで、鶏の脂をきれいに落としてくれる。

 

お料理2品

ササミのさび焼き

 

海苔が別メニューであるくらいなので

本当にパリパリで厚みがあって

いい海苔だった。

 

里芋団子の餡掛け

 

中にレンコンが入ってて

味付けはもちろん

食感も素晴らしかった

 

いよいよ、待望の水炊き

 

自家製ポン酢と、柚子胡椒、テーブルの塩、

好みの味付けで

 

見てください、この濃厚な色…

乳白色じゃなくて、黄色なんです

 

 

 

この寸胴いっぱいの鶏ガラが

半分の量になるまで煮詰めるそうで

 

お肉がまた、ぷりぷりで

焼きとは違うおいしさ

 

たっぷりの茸からも、いいだしが出てるんだと思う

 

〆は、雑炊かラーメンを選べるとのことで、

 

もちろん、雑炊!

 

拝みたいくらいの、黄金の雑炊

 

 

なんでもっと汁を残しておかなかったのか

悔やまれる

 

一瞬で食べきった。

この雑炊を食べるために、また来たい・・・

 

今まで食べた水炊きの中で、一番おいしかったかも。

 

甘未は、自家製プリンまたはアイス

アイスをチョイス。

 

右の塩小豆がおいしかった!

 

・・・と、ここまでが770円の水炊きコースですが

そのほかに頼んだのが以下のもの

 

 

銀杏、葱、しいたけ

 

チーズ好きのダンナのために

カチョカバロチーズ串

 

写真を撮るのを待ちきれない

ダンナの手が入ってるwww

 

焼鳥3本が来たところで

期待以上のおいしさに驚いて頼んだ

「皮」

 

タレ焼きで、

やわらかいのにしつこくなく

ダンナ「僕の大好きな博多の皮焼きに近い・・・これ、好き・・・」

 
大満足でした。
特にダンナが惚れ込んだようなので
きっと再訪のリクエストがあるような気がする。
 
そして、
あわよくば、
「泰山」の料理長の
その後のお店情報も仕入れらたい、
と思っていたのですが
どうやら、系列店でもなく
全然関係がないお店のようで・・・
情報は入手できませんでした・・・。