「タザリア王国物語」シリーズのススメv | 動物イラストレーター・天城 準のブログ
そう言えば「タイム・リープ」紹介した時に、記事下の方で、「もう一つ紹介したい本あるけど、それはまた今度」とかなんとか言ってたんだよな~
だからということでもないですが、今日は本の紹介をしましょう。

とは言っても、それよりも先にまず紹介したいのが出来てしまった。
私の、マジあらゆる本の中で、今いっちばんはまってるヤツなんだよ。
母親もすごく好きでね~コレ。
現在、六巻まで出てるんだ。
この間久々一巻読み返したら、なんかとまらなくなってしまったよ。
影の皇子―タザリア王国物語〈1〉 (電撃文庫)/スズキ ヒサシ
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私、実はライトノベルズって基本的には好きでないんだよね。
とは言いつつ、なんかこないだの「タイム・リープ」のライトノベルズだし、まぁ他にも色々ライトノベルズで好きなのあるしするけど、基本的には、ってか。
ライトノベルズって、なんか表現とかがどうもアニメっぽいのが多いんだよね。
ファンタジーとかだと、結構なんか私から見て、作りが甘い「なんちゃってファンタジー」してんのとか多いし。
でもこのシリーズは結構世界観ってか色々そのヘンカナリしっかりしたカンジでもって。

何年か前の「このライトノベルズがすごい!」ってのの中に、ランキングには入っていないものの、ファンタジー特集のところでコレ紹介されてたよ。

『深いファンタジー性とストーリーは間違いなくライトノベルズ1』

とかなんとか書いてあったような・・・・・立ち読みのウロ覚えですけん、そのヘン多少いい加減ですけど。(笑)
あーそういえば、思い出した。
私最初このシリーズ読んだとき、
海外のファンタジー読んでるような気がマジしてたから。

一巻のあらすじは・・・ってと、まぁ要するに、土台は「王子と乞食」、でしょうね。
なんかネットで、コレ読んだ他の人の感想とか読んでも、みんな必ずそう言ってるし。
カバーの所のあらすじ部分読んでも、それが分かった。

主人公はエスタークって言う、貧民窟に仲間と住んでいたんだけど、実はこの主人公、王国の皇子にそっくりなんだよ。それをエスタークを訪れた騎士の一人に見初められ、王宮に連れて行かれるの。
そして、主人公は王宮の皇子の影武者として育てられるのね。
主人公は、貧民窟ではわかんなかったけど、もんのすごく頭が良くて殆どもーパーフェクトってカンジで何でも出来る素晴しい少年なワケだ。
ある時、主人公は城の地下であるおばあさんに会うんだ。
そのおばあさんは、主人公が今に影でなく本物の皇子となり、王としてこの国に君臨するだろうと予言した・・・・・

私、小さい時すごい童話とか好きだったのよね~王子さまとかお姫さまとか出てくる。
だから、あらすじ読んで即レジ行ったよ、本持って。
家帰って読んでみたら、すごい大アタリピンポンクラッカー ってカンジでもって。
すっごい、出てくるキャラもいいんだよね~つか、なんか、一巻の伏線の張り方が、すごい緻密でマジ感心したよ。
マジ海外のファンタジーみたいだ。昔色々読んだからなぁ~

ただコレ、一巻の途中とか、最初身分のこととかで、さんざ差別されてた主人公が、どんどん自分の評価、すごいあげて行って、せっかく最初嫌われてた騎士とかとも仲良くなったってのに、本物の皇子と入れ替わることで、その評価一気になくしてしまうカンジになるんだよ。
いや、みんなは主人公が入れ替わったってこと全然気付いてないんだけどさ・・・

なんかすごいそこせつないカンジすぎたから、私、コレ一巻の後、二巻買おうかどうしようか少し迷ってたんだよ。
このまま暗い展開とかになったら嫌だな~とか思ったし。
二巻のあらすじ部分おそるおそる読んだら、ウン、大丈夫そうだったから買った♪♪
最初に主人公嫌っていたあの騎士が、自分で主人公の入れ替わり劇に気付くんだよ。
それで、その上で、自分の守るべき王だ、って魂レベルで悟るんだよね~☆ そこら辺なんかダイナミックなんだ。

是非是非ファンタジーってか、なんかおとぎ話しみたいなの好きな人は、読んでみてくださいなグッド!
某所でも以前このシリーズの書評書いたんだよな・・・なんか・・・・・
もうマジ、天城さん一押しのシリーズってカンジだね~恋の矢

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