麺屋壱福
真冬の釧路だがこの日の最高気温は-4℃と割と温かい。
とはいえ関西人には慣れぬ寒さ。
特製つけめん 1100円
麺は熱盛でお願いしたところ、思ったのと違う感じで登場。
出汁に浸かっており、つけ麺というより、ラーメンの様相を呈している。
柔らかく適度な弾力で旨いロースチャーシューが2枚大判でどっしと乗っている。
豚頭を丸2日間炊いたスープとのことだが、和の風味も感じ、サラッとした舌触りながら濃厚な旨味。
そして嫌味にならない甘味、塩分もほどよく濃くなく、そのまま飲んでもイイぐらいの感じで旨い。
昆布出汁に浸かった麺だが伸びることなく、硬質的な食感で小麦の風味をしっかり漂わせる。
ツルツルっとした食感ではなく、少しザラっとしたというか、多加水の麺なのに加水低めに感じる様な…何とも言えない独特で旨い自家製麺。
麺をつけ汁に運ぶ度に、熱盛の昆布出汁が混ざり合い、何度も繰り返すことでより和の風味や旨味も強くなり後半にピークを持っていく仕組みとなっている。