こんにちは、令和の星ブログの管理人です。今回は、アルネオソフトウェア株式会社として「国際フロンティア産業メッセ2024」に出展した際の感想をお伝えします。このイベントは、兵庫県の斎藤元彦知事が登場し、注目を集めましたが、実際にソフトウェア会社が展示会に出展することは意外と少ないのです。
ソフトウェア会社の出展事情
ソフトウェア会社と一口に言っても、その形態は主に以下の3つに分けられます：
エンジニアリングサービスをメインとする会社
これらの会社は商品自体を持っていないことが多く、展示会に出展しても、有名なパッケージソフトを紹介する代理店契約の一環で、別の仕事を取ることが一般的です。そのため、ソフトウェア会社の展示会出展はあまり見かけません。
他業種で設計を手掛け、請負・受託開発を行う会社
これらの会社は、他業種での設計やシステム開発を手掛けており、クライアントからの依頼でソフトウェアを開発する「請負・受託開発」が主流です。自社で独自のサービスを展開しているわけではなく、クライアントの要求に応じてプロジェクトごとに設計や開発を行う形態です。こうした会社は、受託業務が中心となり、展示会への出展は少ない傾向にあります。
自社サービスを提供する会社
自社で開発したソフトウェアやサービスを展示する場合でも、その内容は業界の専門家でなければ理解しづらいことが多く、単に「パソコン上の画面」に見えてしまうことがあります。
出展内容と反応
今回、アルネオソフトウェア株式会社は、製造業向けの画像検査システムを中心に出展しました。このシステムは、製品の品質検査を自動化し、高精度な画像処理技術を活用して不良品を瞬時に判別するものです。多くの来場者が興味を持ってブースに立ち寄り、システムの動作をデモンストレーションすることで、その実用性を確認していただきました。
さらに、大手企業の担当者からも一定数の注目や質問を受け、私たちの技術やサービスに対する関心の高さを実感しました。特に、品質管理に関心のある企業からは、導入に向けた詳細な質問をいただき、今後のビジネスチャンスに繋がる可能性を感じています。
展示会に出展することで、アルネオソフトウェアの技術力を広くアピールできたことは大きな収穫となりました。
一般業界の出展事情（機械設計・建築設計など）
機械設計や建築設計などの分野では、他業種で設計を手掛ける会社の場合、ソフトウェア業界と似たような状況があります。これらの会社は、自社でサービスを持たないことが多く、クライアント先や特定プロジェクトに応じた「エンジニアリングサービス」に特化しているため、展示会への出展は限られています。
特に、自社で独自の製品を開発するのではなく、請負・受託で設計業務を行っている企業の場合、受注ごとの作業が中心となり、作業場所の制約があることから、展示会に出展する機会が少なくなりがちです。しかし、こうした業界でも技術力をアピールし、ビジネス拡大を目指すためには展示会への参加が重要な機会となります。
ソフトウェア業界だけでなく、他業種においても、展示会出展はその分野での存在感を示す大切な手段と感じました。
出展の意義
展示会への出展は、単に自社を知ってもらうためのものではありません。お客様を見つける、販路を開拓する、外注先を見つけるといった直接的な目的以外にも、出展そのものが会社運営における重要な目標となり得ます。毎年の事業計画に組み込み、継続的に出展を目指すこと自体が、会社の成長に繋がると考えています。
次回の出展計画
次回は、アイアコス・システムプロダクツ株式会社ではなく、グループのメイン会社であるアルネオソフトウェア株式会社として出展したいと考えています。2020年のコロナ禍の際に、「来年はここに出展を目指す」と宣言してから時間がかかりましたが、今がその最適なタイミングであると実感しています。宣言することで、目標が達成される確率が上がることを、最近特に感じています。
目標設定の重要性
「目標は紙に書けば達成される」「口にすれば達成される」とよく言われますが、それを語っているのは成功者や、何らかの形で結果を出している人たちです。私自身も以前は、目標は黙って実行する方が良いと感じていましたが、ある時期を境に「有言実行」の力を実感し始めました。その「時期」とは、人や組織が一定のレベルに達した時に訪れるものだと思います。
採用情報
令和の星ブログを運営するアルネオソフトウェア株式会社では、現在新しい仲間を募集中です。私たちは、尼崎市を拠点に、伊丹市、西宮市、芦屋市、川西市など、通勤に便利な地域からの応募をお待ちしています。現在、当社はさらなる成長を目指す重要なステージにあり、次世代の技術力をリードする人材を求めています。特に若手エンジニアを教育できる環境が整っており、未来のエンジニアとして活躍できる方を歓迎しています。
エンジニアリングサービスでは、完成したシステムがどのように使われているかを見る機会が限られますが、当社では展示会への出展などを通じて、エンジニアが自分の成果を実感できる場を提供しています。エンジニアに日の目が当たり、その技術がどのように評価されているかを実感できることが、当社で働く大きな魅力です。
『プログラミングが理解でき、それを楽しめるなら、その力を発揮できる場所がここにはあります。』
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