大谷翔平、違法賭博問題で潔白証明「僕の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していた」
メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、水原一平通訳が違法賭博問題で解雇された件に関して、声明文を発表した。会見は多くの日米メディアが殺到していることからテレビカメラやスチールの撮影は制限されたが、大リーグ専門チャンネルMLBネットワークで生中継された。

大谷選手は声明文で、自身は違法賭博に一切関与しておらず、水原氏が自分の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していたことを明かした。また、水原氏とは昨年末に契約を解除し、以降は連絡を取っていないと述べた。

以下は、大谷選手の声明文の全文である。

「まず、この度は私の関係者である水原一平氏が違法賭博に関与していたという報道があり、多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます。

私は違法賭博に一切関与しておりません。私は水原氏に対して、私の口座の情報を提供したことはありません。しかし、水原氏は私の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していたことが判明しました。私はこの事実を知ったときに、非常にショックを受けました。私は水原氏に対して、この行為をやめるように強く求めましたが、水原氏は私の意思を無視して、繰り返し行っていたようです。

私は水原氏とは昨年末に契約を解除し、以降は連絡を取っておりません。私は水原氏の行為について、全く知らなかったし、許可もしていません。私は水原氏の行為を強く非難します。私はこの件に関して、MLBやドジャースとも協力して、真相究明に努めています。私は自分の潔白を証明するために、全力を尽くします。

私は野球に集中したいと思っています。私はファンの皆さんに、素晴らしいパフォーマンスを見せることができるように、日々努力しています。私はファンの皆さんの応援に感謝しています。私はこれからも、二刀流として、ドジャースのために戦っていきます。どうか、私を信じてください。ありがとうございました。」