ユニークな賃貸マンション | 司法書士事務所尼崎リーガルオフィスのブログ

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関西ではユニークな賃貸マンションが増えているそうです。


築年数の経った物件を改装することなどで、個性的な物件にしているようです。

ちょっと変わった賃貸物件が増えている背景には、空室率が高くなっていることがあげられます。
借り手のライフスタイルに合う物件をそろえて『客引き合戦』を優位に進めようとしているようです。



空室解消事業を手掛けている大阪市のコモドスペースでは、フィンランドが舞台の映画『かもめ食堂』をもとに北欧風のインテリア雑貨などを取り入れて、築24年の4戸を改修しました。
梅田から徒歩圏の立地で、若い世代をターゲットにしています。


また、米人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の壁紙や床などをできるだけ忠実に再現した部屋は、若い単身女性の入居が決まったそうです。

部屋は映画やドラマ風でも、キッチンは料理がしやすいように一新されています。
家賃は近隣の相場よりも、1割前後高いそうですが人気はあるようです。


宝塚市の不動産賃貸のアメニティアでは、尼崎市と大阪市でシェアハウスを開発しました。
尼崎市の物件では、お笑い芸人を目指す人には、毎月お笑いライブを開くことなどを条件に、家賃を最大で半年間「出世払い」として免除するようにしました。
また、このシェアハウスの1階部分には、本格的なゴルフのシミュレーターも設置して、居住者間の交流を促しています。
今年1月に入居が開始されて、現在は男女約20人が生活しているそうです。
お笑いライブやゴルフができるシェアハウスとは、楽しそうですね。


中古物件だけでなく、新築でもユニークな物件はあります。


堺市の進和建設工業では、大阪市中央区に「3ヵ月間で英語が話せる」ことをコンセプトにした賃貸マンションを3月29日に開設しました。
マンションの交流スペースで月一回程度、外国人講師を招いて英会話の勉強会を開くようです。
月一回程度で話せるようになるのかは疑問ですが、住んでいるマンションで勉強会だったら参加するのも苦じゃなさそうですよね。


関西は賃貸志向が強いといわれていますが、テーマ性を持たせたユニークな賃貸物件でないと、なかなか入居者は集まらないようです。