弩/小学館

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ウサギ なめがた文庫のおばちゃんの読書記録

 弩  (ど) というのは、中国春秋戦国時代の物語ファン
 としては、気になるタイトルである。

 クロスボーとかそんなのが近いのかな。
 戦いの道具である。
 足で弓を引いて、肩に持ち替えて矢をつがえ、さらに立て膝の
 姿勢になって狙いを定め矢を放つ。

 他の武具に比べて操作の熟達が容易。
 だから日本に入ってきたが、すたれた。

 物語は、因幡国の山の中。
 鎌倉の称名寺の寺領の百姓たちの物語。

 寺から派遣された年貢の取り立て役の高僧は、人々のくら
 しを桃源郷のようにしたいと願っていた。
 しかし旅の途中、病で亡くなる。
 代理となった若い学僧もまた師の教えを実行しようとする者
 であった。

 南北朝の時代が始まり時代は混乱。
 村は質の良い柿渋を作り、その利益で塩を売ることが出来る
 ようになった。

 と夢のような話がつづくが・・・

ウサギ 鎌倉称名寺の古文書に寺領で悪党から百姓たちが侍
 を雇ったという記録が残る。
 
 その頃は守ってくれる者がなかったから百姓は自力で村の
 警備のために人を雇った。
 その収支報告が寺に残っている。

 作者は資料から物語を紡いだ。
 
ウサギ 小学校の図書館ボランティアも楽しくなってきた。

 Q:歌舞伎の本ない?
 A:8番のところにあるけど、みてみる。
   少し話すとやたら歌舞伎に詳しい子であった。冷や冷や

 Q:雨だから、あやとりの本ない? こちらは糸持参の数名の男子。
 A:ごめん、ないと思う。4番の本棚に遊びの本がまとめてあるから
   さがしてみようか。 → やっぱりなかった。
               少しの間、お互いの技を紹介し合って
               チャイムが鳴ったので退室。

 Q:ガチョウってどんな鳥? 絵があるといいな。
 A:授業中だよね。ではまず百科事典のところでさがそうか。
   → こちらはさすがにある。ちゃんと写真付き。
     大きな本を抱えて急いで部屋を出て行った。

 大人:文字が読めなくて、でもなんか見たいのよね。
 「校庭の雑草」という本を返しに来た職員
  
 人との会話があると活動が実感できる。