ぶーぶー 久しぶりのYA、面白かった♪

 

コンビニの通路で仕事をする店員のおばちゃんを邪魔と

いきなり蹴飛ばす中3の主人公。

他の店の人に呼び止められたが、主人公は逃げてしまう。

が今時のこと、防犯カメラに写った少年は警察に通報され

、生徒指導と担任から注意を受ける。

 

悪いことは重なるもので、認知症のじいちゃんが交通事故

にあい意識不明になってしまう。

こんとんじぃちゃんというタイトルの言葉はこのこと。

 

いかれたとでも形容したい主人公。

結局不登校になる。

 

学校にがっかりしたこともあったが、どうしても解決したいこ

とがあった。

自転車に乗っていたじいちゃんは被害者ではないのか。

相手は車、じいちゃんのせいで必要になった車の修理代を

請求してきた。

 

母親はじいちゃんお世話から解放されたとパートを探す。

父親は事故の相手が取引先と相手のいうがまま。

ここからが読みどころ・・・

 

主人公は正義を振りかざしているわけではない。

 

事故の補償問題は警察、保険会社や弁護士、いろいろな

人間の出会いを生む。

児童書にはめずらしいリアルな調停現場が物語を引っ張

る。

 

登場人物が背負わされたキャラを変えていくのも、読み進

めるときの楽しさ。

通報したコンビニの店長さんの存在が説得力を増す。

 

読みやすいけど、大人が読んでも面白いYAをよろしく。