なめがた文庫のおばちゃんの読書記録佐野洋子は「強情」ってことばがよく似合うなぁと、
いい加減なことを思った。
なんのことはない。
お話の中に「強情」ということばがキーワードのよう
に登場するからだろう。
¥1,296 あの庭の扉をあけたとき/偕成社

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・お・は・な・し・
幼い頃の私は、父とよく散歩に出かけた。
線路を渡ると大きなお屋敷が続く街に出る。
街はずれに手入れの行き届いたバラの花がたくさん
咲く古い洋館があった。
住んでいるのは、愛想のない怖そうなおばあさん。
私たち親子など相手にもされない。
私はジフテリアにかかって入院する。
直ってきた頃、夜中の病院でトイレから戻れなくなってし
まう。
暗い病院の廊下で会ったきれいなパジャマの女の子は、庭
へ出ようと誘ってくる。
小学校へも上がっていなかった私は、付いていくしかなか
った。
いくつもいくつも廊下を曲がり、鍵を開け、小さな部屋に
出る。
そこには不思議な物があって・・・・・
夢見心地の物語とは誤解しないでね。何しろ作者は、「100万回生きた猫」の作者「佐野洋子」
最後、転居してそれっきりになったおばあさんを大人に近
づいた少女が訪ねる。
その時のおばあさんの言葉がいい。
棘だらけのような物語。
家族で読むのもにおすすめ。
あんまり長くないし。
絶滅危惧種のような家長然としたお父さんには突っ込みどこ
ろがたくさん。
会話が弾むかも。
今日、学校図書館に行ったら早速1年生が、「今、読みたい人は自分で登録!」に反応。
誰もいないカウンターで初めての貸出カードを作って
本を借りて行ってくれていた。
なめがた文庫のセルフ貸出と同じ。
しようがないよね、図書委員がまだ決まらないのだもの。
朝読用の廊下の本にも
「読みかけの本にはしおりを」キャンペーンが功
を奏したのか何冊か、手製のしおりが挟んであった。
学校図書ボランティアのおばちゃんとしては大変うれしい
4月のスタートでした。
次回はカメラを持って行こう!