ウサギ なめがた文庫のおばちゃんの読書記録

 森まゆみとおばちゃんは同級生
 といっても生まれ年が同じなだけで、接点はない。
 
 同じ頃東京に生息していたのだが、あちらは「谷中・根津・千駄木」
 空襲でも焼けなかった東京の下町の方。
 
 こちらは渋谷・目黒に田園都市線、つまり新興住宅地の人。
 根っこがない。
 
 そんな私が彼女に興味を持ったのは、通称「谷根千」という地域
 雑誌の編集人だったから。
 
 女三人のシベリア鉄道/集英社

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 さて、シベリア鉄道を旅した女三人とは、作者森まゆみ、ロシア人
 の若い友人アリョーナ。そして与謝野晶子。

 初めてのシベリア鉄道の旅は、与謝野晶子が七人の子どもを預け
 (下の女子二人は里子に出し)、フランスに旅立たせた夫鉄幹を
 追う旅だった。
 それは、1929年(昭和4年)に始まる旅行記。
 
 そして80年後、ほぼ同じ路線をたどる作者の晶子との旅だった。

 中條百合子(宮本)は結婚しても、自分のために子どもを作らな
 いと宣言し、二人の夫との間には子どもがいなかった。
 晶子は違った。
 あれだけの仕事をし、家事、育児、そして家計をやりくりした。
 夫が家にいると、集中できないとか文句はあったようだが、とにか
 く夫をたて一家を金銭的にも支えた。
 11人の子どもを出産・育児をしながらである。
 
 たった一人も二人もないが、育児に翻弄される我が身には、および
 もつかない明治の女であった。
 そのあたりの感想は作者と同じ(晶子ではなく)。

 いくつもの人生が、歴史が、政治が、人が交錯するシベリア鉄道の
 旅。

旅人は中條百合子、そして林芙美子とひきつがれ晶子を含めてこち
 らが本来の女三人旅となる。

 興味のある方はぜひどうぞ。
 
ウサギ 文庫のおばちゃん、これから久しぶりの宅配便の配本。
 あちこちの花を見ながら。

 気温が上がってくると、花壇の花たちが急に勢いづいて芽を出した
 り花を大きく咲かせたり。

 では。
 
 魔女まつりの一コマ。
 綺麗なおねぇさんに、みとれる小魔女たち

 おねぇさんをもっと見たい方は、隣の行方商工会のブログ
 でどうぞ。