なめがた文庫のおばちゃんの読書記録「本能寺」とあるとつい手に取ってしまう。
それほどの歴史好きではないのだが、子どもの頃みた
大河ドラマ「太閤記」以来気になる。
緒形拳が秀吉で、高橋幸治が信長で、石田三成が石坂浩二だった。
新鮮だったのは、いろいろな城攻めを図を使ったりして時代劇
の中であるにもかかわらず、分かりやすく解説してくれたこと
だ。
もちろん内容は、べたべたの太閤記。
人生五十年とか謡いながら、信長は火の中に消えた。
そうそう、高橋信長の人気が「本能寺の変」の放送日を遅らせ
た。
信長延命のお願いがたくさん届いた結果だったとか。
子どもながらに、胸をときめかせ放送を楽しみにしていた。
とまどい本能寺の変/PHP研究所

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そんなわけでもないが、放送中の「黒田官兵衛」もベー
スの知識は小学生の時のもの。
地味なところでは、竹中半兵衛を福田義之が演じていたのが記憶
にある。
さてさて、本書について。「本能寺の変」については特記するような発見はなかったが、周
辺の人々のようすがわかっておもしろかった。
それはそうだ、道半ばの天下人が突然死んだら、大混乱。
つい秀吉の「中国大返し」が中心になるが、どちらに付こうか計
算あり、一族の再興あり、恨みあり、信長という重しがなくなれ
ば、いろいろなことが起こるのは想像に難くない。
そのあたりを丁寧にえがいている書き下ろしを含めた短編集。
目次 ・南の山に雲が起これば
・最後の忠臣
・久々よ、怒れる武神、勝家を鎮めよ
・関東か小なすびか
・本能寺の変に黒幕はいたか
・カタリナ・おかつの受難
・北方城の悲惨な戦い
・信長を送る
なめがた文庫にある本能寺関係・信長の棺 加藤 廣
なぜ信長の遺体が残っていないかを物語の中で推理していく。
★おばちゃんのおすすめ
・白狐魔記・戦国の雲 斉藤 洋
主人公は信長ではないが、この巻の重要な登場人物
小学生向けなのでさくさく読めるが、結構いけるのである。
★おばちゃんのおすすめ
あとはなかった。司馬遼太郎も官兵衛が主役の「播磨灘物語」
官兵衛が信長を頼んだのかは、よく伝わってくる。
今日もお天気がいい
庭の片隅、花をつけた葉ボタンと文庫のまねき猫みぃ