ぶーぶー なめがた文庫の新しい本の紹介


刺激的な作品を次々発表している桜庭一樹の2007年発行の作品。

「赤朽葉家の伝説」「私の男」などに比べると少しおとなしいかな。

青年のための読書クラブ/新潮社
¥1,470
Amazon.co.jp

舞台は、名門ミッション女子校の読書クラブ。

タイトルの「青年」は?

主な登場人物のセーラー服の高校生たちは、一様に自分のことを「ぼく」と言う。

学園にあるまじき血統の悪さ、見栄え、人付き合いの不出来等々で主流派から無視された少女たちの自己実現は読書だった。

壊れそうな誰も近寄らないような古い建物に、毎日ひっそり集まり紅茶を入れて、ひたすら読書する。


そして正統ではないが故に、賢い彼女たちが遭遇したり知ってしまった学園の正史には絶対に残されない事実。

それが各章の物語となって本書は構成されていく。

書いたのは、学園の100年を生きた各時代の読書クラブのメンバー。

・・・

てな感じかな?


ぶーぶー 各章の冒頭には、その小のテーマを思わせる一節が掲げられる。


目次 烏丸紅子恋愛事件     シラロノ・ド・ベルジュラック

    聖女マリアナ失踪事件   哲学的福音南瓜書

    奇妙な旅人          マクベス

    一番星             緋文字

    ハビトゥス&プラティーク  紅はこべ


このしかけ、よくある手法ではありますが各章ごととなると無視するわけにも行かず、気になりますねぇ。各書、読者が増えるといいですねぇ。

南瓜書以外はかなり有名な書物たちですからねぇ。


ぶーぶー いいお天気です。

冬のガーデニング日和です。