ぶーぶー なめがた文庫のおばちゃんのはまりもの 

 ちっとも平清盛が出てこない橋本治の「双調平家物語」も8巻目

 いよいよ平治の乱の様子が描かれる。

 朝廷から疎まれてきた源氏の嫡男義朝は、東国でしみじみ戦をしてきた武家。
 貢ぎ物で地位を上げてきた平氏の嫡男清盛は、都育ちの武家。
 見方として戦った二人は、その育ち故戦への向かい方が違った。

 清盛は、参戦したが戦わなかった。
 清盛が海賊と戦うことはあってもそれは都の外のこと。
 都で実際に血を流す戦をすることは、都育ちには習いではなかった。
 義朝は、武家として本気の戦をする。
 それぞれ仕える相手にしたがって父親、弟達と命をかけて戦う。

 やっと長々名乗りを上げて戦う戦の場面が登場!

 双調平家物語8 - 保元の巻(承前) 平治の巻I (中公文庫)/中央公論新社

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 平治の乱は

         = 負 =          = 勝 =
  天皇家  崇徳上皇  vs  後白河天皇(暗愚とされ実際には動かなかった)
  摂関家  頼長(左大臣 本当は弟)忠実(親) vs 忠通(関白 子)
  
  武家   源為義(親)為朝(弟)  vs 源義朝(嫡男)
       平忠正(叔父)      vs 平清盛(甥 頭領)

 白河上皇の院政によって弱められた摂関家の力を取り戻そうと、
 関白忠通は敵対する頼長を追う。
 そのための企みが「謀反」あり。
 なんであれ時の天皇に逆らう者はそれが噂であっても、朝廷は動く。
 
 そうして長屋王やら大勢の政敵を滅ぼしてきた朝廷の権力あらそい。
 物語の主眼は、そこにある。

 今回巻き込まれたのが、白河上皇の実の子である崇徳上皇。
 そして仕える武者として働いたのが、源氏の一族。

 この戦で多くの公家は関わりなしと門を閉じた。
 どうしてよいのか、仕掛けた関白忠通さえ都での死闘におののく。

 上皇が変わるたびに寵臣は変わり、実力のある臣は少ない。
 そこでこの事態を収拾したのが信西という僧。
 身分が低く朝廷で活躍することは出来ない。
 身分の問われない僧になることで、出世の道を切り開こうとした。
 この乱は絶好の実力発揮の場。
 
そんな信西は後ろ盾を持たない。
 目を付けたのが、平氏の一族・・・・

 次巻につづく
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このシリーズはなめがた文庫にはない。
 公立図書館から借りて読んでいる。
 購入予定もない。
 長編は置く場所もなく読む人もいない。
 
 だからおばちゃんの好きな宮城谷昌光の「三国志」(11巻)も借りて読んだ。
 他にも井上ひさしの「4千万歩の男」(5巻)も。

 寄贈本のなめがた文庫、山崎豊子は結構ある。
  
  ・二つの祖国(3巻)
  ・沈まぬ太陽(5巻)
  ・大地の子(3巻)
  ・運命の人(4巻)
 
 でも広げてみると、「二つの祖国」は1ページ2段。
 わりと最近の「運命の人」は、活字も大きく一段。
 同じ作家でも巻数だけでは、量は示せない。

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 さてさて家老屋敷の飾り付けも来週になった。
 もう少しつるし飾りを作るかな。
 
 麻生藩家老屋敷のおひな様についてはHPから <なめがた文庫>で検索
 大場家のひな祭りは行方市商工会ブログから
 $あまがけさんのブログ

 つるし飾り一部。