黄色い花なめがた文庫のおばちゃんが面白かった本の紹介  HPは「なめがた文庫」で検索

 もしよかったら、最後まで読まなくても大丈夫だからと、
 かなり控えめに貸してくれた本

 本には相性があると思っているので、お互い紹介し合っても
 読後の感想は、言いたいときだけ伝えることにしている。

 あんまりストレートなタイトルに、絵。
 少し読んで他のを読んで、時間が空いたので読み始めた一冊。 

走るジイサン/集英社

¥1,365
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 ・お・は・な・し・

 主人公はそのままジイサン。
 最近息子に嫁をもらったが、それは小さな自分の家の自分の居場所
 をさらに小さくするようなものだった。
 
 ジイサンの頭には表紙の絵の通り猿が乗っているようになった。
 他の人には見えないらしい・・・

 ジイサンの周りは、ジイサンばかり。
 定年と同時に離婚を迫られている男。
 大阪から流れてきたような仲のいい老夫婦。

 鋳物工場の職人だったジイサンには、赤という色が他の人よりよく
 見える。
 どうも赤の色がこの頃わずかに濁っている。
 毎月絵を描いてくれる喫茶店の娘の心に何かあったのか。
 自分がでると切れてしまう嫁にかかってくる気がする電話・・・・

・・・・・・・・・・・・・・黄色い花・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 決して明るいトーンの話しではない。
 貧しかった頃のこと。
 思い出す幼い頃のことも、身内の老いのことばかり。

 小道具が多くて、何処行くのいう感じは常につきまとっているし
 でもほろりとさせられる場面もあって
 ついつい最後まで読んだ。 

 昭和のにおいをぷんぷんさせた小説。
 頭の上の猿は、結局分からなかったけど・・・
 
 こういう小説有りです。
 他のも読んでみようかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黄色い花・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 昨日、看板下の花壇の手入れをしてきた。
 マリーゴールドやペチュニアの小さな芽がたくさんでていた。
 大きくなりすぎたミントの根元にはふかふかの落ち葉がいっぱい。
 椎とか他の樹もどこからか種が飛んできて、芽を出していた。
 カタバミを引っこ抜きながら、新芽探しになってしまった。

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 いろいろ雑用があるのもいい。