黄色い花なめがた文庫の新しい本

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 久しぶりの吉村 昭の作品
 ペリーが来航して徳川幕府が大政奉還するまでが15年
 その時代のまっただ中で、倒幕の志士や幕府を守ろうとした人々とも違う
 生き方をしたのが主人公。
    
海の祭礼 (文春文庫)/吉村 昭

¥700
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 漁師の物語かと思ったが通訳、江戸時代通詞と呼ばれた人々の物語。
 
 代々語学が堪能な家同士のつながりにより、小さいときから外国語をたたき込まれ
 オランダ語を身につけた江戸時代の通詞。
 身分は高くなかったが、その割には俸禄は高く長崎では、世襲の特別な仕事だったそうだ。

 そこへ日本に行きたい、日本にあこがれたアメリカの若者が捕鯨船にのってやってくる。
 漂流民を装い北海道の離島に漂着、そこから長崎の出島に送られ
 オランダ経由で送還となった。

 若者は、日本で本当に学びたかった。
 そして日本にも英語を心底学びたいと思った若者いた。
 
 二人は出会い、牢の中と外ではあるが互いに学び合う。

 アメリカに返された若者は、その後不遇ではあった日本でのことを一冊の本にまとめた。
 日本の若者は、唯一英語が話せるものとして開国を迫られた時勢に乗って
 大変な出世をする。
 各国の外交官からその誠実な人柄が信頼され、幕府からも重宝される。
 しかし、後世資料はほとんど残っていない。

 この二人を中心に幕末を描いたのが本書。
 苛酷な蝦夷地の生活、アメリカの捕鯨船団や諸外国のようすなど興味深い。

 文庫にあるのは、単行本。
 何かと思うほど真っ赤な装丁。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黄色い花

 以前紹介した「黒船」と合わせて読むと面白いかもしれない。
 こちらの主人公も同じ時代を生きた人。
 しかしオランダ語しか勉強しなかった。
 突然彗星のように現れた英語のできる後輩に苦い思いをさせられる。
 
 牢屋に入れば牢名主に出生、せっかくの心血を注いで辞書は勝手に再編算されたり
 大変なことばかり。

 こちらも長崎を離れ家族とは疎遠な一生をおくることになった。
 通詞からみた幕末

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黄色い花 今日あたり、一丁窪の看板を取り付けることができると思う。 
  
$あまがけさんのブログ

  こんな感じになった。
  猫は、看板のそばが好きのよう。
  4月30日に行方市麻生 一丁窪北交差点に取り付けました。