- 王妃の離婚/佐藤 賢一
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お・は・な・し
15世紀末のフランスが舞台。
ルイ12世の王妃が、国王から離婚の訴訟を起こされる。
争点は「夫婦生活があったかなかったか」
あれば、離婚は成立せず、なければそれはそれでなかったことになる。
王の申し立ては、結婚は事実上なかった。
つまり元々夫婦でなかったものに結婚は、成立ししない。
だから、王妃は王の元を去るべきと言うことになるらしい。
王妃は、時の権力者に刃向かうわけだから見方はないに等しい。
しかし、王妃は王に挑んだ。
王妃は、「結婚はあった」と主張する。
顔が美しくないばかりか、足が悪く歩く動きがひどく不格好、前の王様に押しつけられった王妃
と評判も良くない。
王家のスキャンダルが裁判になる。
町の人びとも大騒ぎ。
主人公は、王妃の父王である暴君に人生を奪われたフランソワという修道士。
仕事は弁護士である。
はじめは、王妃を貶めるために弁護を引き受けるが・・・・・。
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直木賞受賞作と帯に大きく書いてあった。
タイトルから気になっていた。
おもしろかった。
裁判はラテン語だけが記録されるそうだ。
だから、おもわず飛び出す怒号や不敬な物言いもフランス語であれば記録に残らない。
最後まで、裁判に参加することはできない一般の民衆を見方に戦い続けるフランソワ。
その痛快さと、幾重にも張られた伏線と・・・・・
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