- 天空の舟〈上〉小説 伊尹伝/宮城谷 昌光
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時代背景が見当もつかない古代の中国。
そんな時代、高校の世界史でも「ああ」ぐらいで飛ばしていた気がする。
文字がなかった。
英米文学を専攻した作者も、決して中国の専門家ではなかったそうだ。
ただ、気がついてみたらすっかり中国古代史のとりこになっていたとか。
1日1ページ、書きつづけていったら長編になってしまった。
しかし長編でなければ、この内容は書けなかったと、作者はあとがきで語る。
お・は・な・し
桑の木は、神木として大切にされてきた。
大洪水のあと、どういう事情か、そのうろの中に赤ん坊がいた。
引き取った男は、料理人だった。
したがって、子どものである主人公の摯も料理人になった。
神木から生まれたという話は日を尊ぶ夏王の耳にも入り、王宮に召されることになる。
非凡な子どもの様子に、王は普通では授けられることのない学問を学ばせる。
しかし、摯は王の跡継ぎに疎んじられたくさんの功績もないものとされる。
摯はいっこうにかまわず、ひとり荒れ地で工夫をし生き抜いていく。
そんな彼の姿に庶民は、尊敬の念を抱いた。
下巻は、商の湯王に召し抱えられ、その力を発揮する摯。
夏王に組しなかったのは、人びとのために働くためだった。
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たくさんの人びとが登場し、物語に厚みを加えていく。
また文中、たくさんの文献から引かれる確認は、文字のなかった時代を舞台にしたことによる。
作者の解釈が楽しんでいるよう。
どうだい?
こんなこともみつかったんだ。
摯のような人を徳のある人というのだろう。
いつごろから「徳」という言葉が、使われるようになったのだろう。
上巻はただ今、貸し出し中
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なめがた文庫の「団体貸し出し」
ゆーちゃんが昨日の小雨の中、本を借りに来た。
ゆー:この頃、お母さんが読むのでもう少し返すの待ってもらえますか。
帆 :それなら、ゆーちゃんの名前で「団体貸し出し」にしようか。
ゆー:いいんですか?
帆 :1ヶ月で20冊。個人で借りるよりゆっくりよめるからいいでしょ。
うちの人と回し読みしたっていいし。
ゆー:そうか、そんなら、お願いします。
なんて話しているうちに、外は大雨。
心配したお母さんがやってきた。
これで、団体貸し出しは成立!
貸出袋にぱんぱんに入った本は、車できたおかあさんが。
ゆーちゃんは雨に濡れながら、自転車で帰っていった。
家族や学級文庫で団体貸し出しを利用する方もいる。
その他、子文庫、個人でかりれます。
一度おいで下さい。
HPは「なめがた文庫」で検索。