東京セブンローズ/井上 ひさし
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ウサギ お・は・な・し


終戦の昭和20年5月から21年4月第22回衆議院選挙が行われた4月までが日記の形を借りて語られる。

この選挙で日本の女性は初めて参政権を持った。


主人公は、東京・根津の団扇職人である一般の市民、市民の見た戦争末期、戦後が圧倒的な量を持って語られる。

755ページ。


日常生活のささやかな記述から戦争中の人びとの生活や考え方が見えて来る。

といっても日記の形かどうかも怪しい。

文体は小説だし。

だから読みやすいし、話も広がる。


タイトルのセブンローズが登場するのは、後半。

主人公が八日市場の刑務所で終戦を迎えた頃、二人の娘、近所の奥さん、親戚の未亡人やらそれに繋がる女性、全員で7名がのちにセブンローズと名付けられるグループで生活のための活動を始める。

仕事場は高級将校用の寄宿舎になった帝国ホテル。


敗戦により宮城の天応陛下が、お堀端の天皇(マッカーサー)にとってかわった。

女性達も家の外でたくましく働き始めた。


息子達も家を出て担ぎ屋をやりながら、学校へ行く。


あまりの急展開に、主人公はついて行けないのだが・・・・

GHQに職を得た主人公も、セブンローズたちの行動力に巻き込まれていく。

なぜなら、日本語のローマ字化が画策れていたのだ。

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なんか書き過ぎちゃったかな。

長い。濃い。

作者の井上ひさしの言葉を借りれば

「難しいことは易しく。易しいことはふかく。ふかいことをおもしろく」

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ねこへび なめがた文庫


初めて「リクエストした本が返ってきましたからどうぞ。」

という電話をかけた。

文庫のおばちゃんとしては、うれしい電話かけである。


本は、村上春樹「1Q84」全3巻の3巻目。


自分でも経験があるが、おもしろかった本は続きが気になる。

それをリクエストして、取りに行くときは「うふふ」とうれしい。


読んだ人たちは知らない同士だが、会ったりすると空豆で盛り上がる。


空豆・・・?

そうです。わたしは1巻の1章しか読んでいない。

いいんだ。

皆さんどんどん借りてね。


私は戦前戦後の庶民の生活に興味津々だから。

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・「ちいさなおうち」   中島京子

・「乙女の秘密」    赤染晶子

・「カラフル」      森 絵都  

・「一週間」      井上ひさし

・「床下のアリエッティ」  ノートン

・「路上の神々」    赤瀬川原平

よかったらお寄りください。      ねこへび