井形慶子:著 講談社:発行 2004年
若い頃からイギリスに関わりの深い作者がかいたエッセイ。
中身はどこかで見聞きした感じがすることも多いし、今時日本で20万の月収を少ない方と言われても、違和感のある若者は少なくないかも。
それでも、イギリス人たちの生活の楽しみ方は、参考になる。
たとえば、休日には人に会う予定を入れない。
自分を休ませるために、人と食事したり出かけたりしないという。
買いすぎないようにと、スーパーが購入金額をチェックできる機械を入り口で貸し出す。
服も買いに行くと、それなら修理してそれを着続けた方がいいと店員に勧められる。
家事は家族との時間を作れないようだったら、専門家に任すとか次から次へ。
健康法、掃除の仕方、プレゼント等々。
それこそイギリスの生活一般。
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イギリスに興味を持ったのは、たまたま英米児童文学の訳本がおもしろかったから。
物語の中の子どもたちは自国の文化を飛び回る。
描かれた彼らの生活には、自然や生活習慣や価値観の違いが現れる。
興味がわく。
そんな中で出会った一冊。
でも、以前に読んだ同じ作者のイギリスの家についての価値観を書いたものの方がおもしろかった。
イギリス人にとって価値ある家とは、古い家。
不便でも小さくても。
そして自分で修理して使う。
その辺りが、潔すぎるくらいのライフスタイルへのこだわりを生む。
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どちらも105円で古本屋にて購入。
読みたい方は、ご連絡を。
「これから日本にもどるあなたは、大人になるにつれて必ずたくさんのものがほしくなる。
でもあなたは形に残るものではなく、心に残るものにお金を使いなさい。
形あるものは、どんなものでもいつか必ずなくなるのだから」(あとがき)