これは児童書。勧めるのなら小学校高学年ぐらいからかな。
ムーン・キング
シヴォーン・パーキンソン:作 乾 侑美子:訳
堀川理万子:絵 岩崎書店:発行 2001年
主人公のリッキーは、背の高い家のてっぺんの物置がお気に入り。誰も来ないから。そこで素敵な木の椅子に座っているところは、月の王様のようとなかよしになったともだちが言う。
リッキーが自分のことを考えるときは太字で「クモの子は、今だれもしらないところ、ベットの下がいい。そこにしばらくいよう。」なんて表記される。それがリッキーの言葉。でもクモの子になるリッキーは、自分でどうしていいか分からないとき。相手が自分を受け入れてくれているときも、しゃべらないけど返事はできるし、行動も相手の気持ちを考えたり役に立とうとする。そんなリッキーのよさをわかったのが、ともだち。
リッキーは背の高い特別の家に住むことになる。お母さんが入院し、お父さんが彼に気まぐれに暴力をふるうと言うことがわかったからだ。でもリッキーは、そうした環境から彼を連れ出した人を信用していない。
でも新しい家には、たくさんの子どもを自分のこのように抱き上げてくれるお母さんとお父さんがいた。でもいじめっ子もいる。ヘレンは自分の母親と父親が自分だけのものでないことを受け入れられないでいたからだ・・・。
作者はアイルランドの児童文学者。むずかしいテーマを扱っているのに、すんなり読めるように書いてある。挿絵もうるさくない。必要なところにある。背の高い家なんてはじめのうちの文章だけでは、イメージがわかないけれど、絵があるのでこの一番高いところかと理解できる。何せ日本の我が家とは作りが違う。よかったらどうぞ。
×××
これから名所巡りツアー。でも雨が・・・。講師に申し訳ない。寒いしなぁ。天気予報の嘘つき! 雨雲の気まぐれ~! はやく天気にして! 後1時間後、お願い!