「チューイ」と8歳の女の子からよばれる第1次世界大戦、西部戦線からの脱走兵は、目が見えない。森の中で丸くなって寝ていた男を見つけた姉妹は、学校の誰より先に「死んだ人」をみつけた自分たちを英雄のように思う。
しかしそのイギリス兵が生きているとわかると、二人は食べ物や飲みのも、枕やおとうさんの2番目のひげそりを家から運んでくる。
兵士はお守りのように大事にしている「銀色のロバ」ことや家族、戦争について、そしてロバにまつわるいろいろな話をせがまれるままに少女たちにしてくれる。
イギリスとフランスの間は35kmの海で隔てられている。病気の弟に会いたいという脱走兵の望みはかなうのだろうか。それには、大人の手助けが必要だが・・・。
ソーニャ・ハートネット:作 野沢佳織:訳
主婦の友社:発行 2006年 銀色のロバ
ヨーロッパの人たちにとってロバというのは、特別な動物なのだろうか。4つのロバにまつわる話は、キリストの誕生にまつわる物であったり、敵前で倒れた負傷兵を運ぶ勇敢な兵士とロバの話であったり、いろいろ。
いつのまにかフランスの小さな町外れの物語が、戦争という不条理を見せつけてくれる。表紙の絵のようにくっきりと、あくまでも易しく、。
戦争ものをけぎらいしている中高生の女の子が手を出しやすい装丁と内容かもしれない。1冊、隠し球にもっているとよいかも。
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おまけ・・・・・・手頃な値段で、おいしいものが食べられて、隣には絵本や児童書(YA)をゆっくり読めるスペースがあって、一人でも十分で、珈琲や焼き菓子があって、ついでに安全な野菜も売っていたりする。そんなスぺースがあこがれの子ども図書館かもしれない。見通しがもてないよ~。