有川 浩:作 図書館戦争 メディアワークス:発行 2006年


× 物騒なタイトルにカバーも内容を忠実に映す感じ(読み終わるとよくわかる)で、すごい。制服制帽のお兄さんが命令書突き出していたり、大きな熊がギャオーと前足をあげていたり、ロケット弾に、戦闘用のヘルメット、転がされてたような車いす、大きな荷物を運ぶヘリ、ピストルも描いてある。そのわきに恋占いの乙女? 彼女の吹き出しの中には中世の王子様と私? 隅の方のモンブランの味見は最後まで読んだ人のお楽しみ。

× 月9の連ドラをイメージして物語のコンセプトを作り始めたとか。恐れ入りました。漫画でも読んでいるいきおいで一気に行けます。そうです。図書館はその使命を守るため専守防衛の軍隊のようなものを自前で持つ時代になっていたのでした。

× 時代や設定はそんな遠い未来の話ではありません。舞台も日本。中央線沿線。登場人物たちはとてもわかりやすく現実的なキャラで作者の手のひらを飛びまわっています。

× なんだそれ! とお思いの方は、ぜひ図書館で手に取ってみて下さい。続編も出ました。かなり話題になった本なので、捜してないときはカウンターの人に訊いてみましょう

× それから、図書館によっては入り口とかわかりやすいところに、大きく「図書館の自由に関する宣言」が掲げられています。一度足を止めて読んでみてさい。なにしろ、そこがスタートなのですから。


おまけ 「チョコレート・アンダーグラウンド」はチョコレートを国が禁止した時の物語。あなただったらどうします。

2007/10/8のブログで紹介しています。よかったらのぞいてみて下さい。