ブログとHPを書く時間をあてて、久しぶりに川上弘美の小説、読んだぁ~。

クローバー 風花 クローバー

川上弘美:著 集英社:発行 2008年


クローバー 図書館に行くと新しい本が早く読めるという利点もある。話題になった本だと長い順番待ちになるが、利用者が少ない公民館の図書室では結構手に入る。この本はそうやって出会った。

クローバー 読後は、主人公ののゆりさんのようにさらっとした感じ。「センセイの鞄」の月子さんに似た色合い。のゆりさんの夫が不倫して、のゆりさんが離婚するまでの話。どろどろ劇は出さない。でもふたりはやっぱり結婚していたんだ。生成のサマーセーターの風合い。

クローバー 結婚するより離婚する方がエネルギーがいるというのは、よく聞くはなし。この話もそういうことかもしれない。食が細くてやせっぽちののゆりさんは、のゆりさんで魅力的。

クローバー もうじき夫の待つところに帰る古い部屋から漫画を出して読んでいた娘に、本を押しつけた。アヴィ作、金原瑞人訳「クリスピン」。なんだか読んでいる。去年の私のベスト5に入る一冊。お昼のカレー用のご飯がたけるまで20分。どっちの孫もお昼寝中。夕べ寝なかったものねぇ。読んでる読んでる。元本を読まない図書委員め。