かたつむり 我が家は水の里とかく水郷にあります。東側に北浦、西に霞ヶ浦、そこに利根川が何本もの支流を束ねて水の豊かな水田地帯が形成されてています。簡単に言えば平らな土地がずっと広がっているのです。だから「山の畑に行ってくる」というのは、おかしいのです。長野や群馬の人には台地を山と言ってしまう感覚に驚いたようです。

かたつむり もっとも長野の山奥の子どもたちは、いまでこそテレビや自動車のおかげでそんなことはなくなったのですが、天竜川を初めて見てその水量の多さに「これが海か。」と遠足の引率の先生に聞いたという話ですから、あまり人のことは言えません。

かたつむり あまがけは、天掛と書きます。転作で水田だったところを蓮田にしました。だから我が家まわりは蓮だらけ。花が咲く頃になると、まるで極楽浄土の風情。実際、蓮の花は美しいです。隣の地区は新宮、その先は白浜と優雅な地名が続きます。

かたつむり さてみなさん、蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)の違いがわかりますか?

もちろん私も蓮根(レンコン)と池に咲くスイレンの花しか知りませんでしたから、人のことは言えません。


違いは、茎にあります。写真は梅雨のころ、植え付けが終わった種蓮のようす。蓮はこれからどんどん茎を伸ばして葉を大きくします。こどもの背丈ぐらいになるものもあります。花も茎の先に咲きます。でも睡蓮は、花も葉も水面上にありますが、茎を伸ばして空中に咲くことはありません。といわけで区別のポイントは、茎。

かたつむり 蓮観賞用の花蓮もありますが、一面の蓮田を眺めていると食用で充分。その花数と色の豊富さでは見応え充分。花期は暑い時期になりますが、よかったらどうぞ。梅雨の今頃は、若い芽が伸びていく蓮田の新緑の季節でもあります。ころんと葉に乗った露がきれいです。田んぼは青田風。なんかいいとこでしょう。いいんです。

かたつむり 職場文庫には赤木かん子著「本の探偵」(正式な名前はあとでしらべて)を置きました。元気が出るのですよ。ドキドキ 子ども図書館、やりたいなぁ。家の里帰り出産の娘の一言、「好きだねぇ」。本を薦めるのには勇気がいるってことわかっているのかね。