久しぶり本の紹介で~す。
宮崎 学のカメラ・アイ 野生動物が見つめるゴミ列島
著者:宮崎 学 発行所:太郎次郎社 1996年
12年も前に出版された本だが、決して古くはない。きっと事態はもっと悪くなっているだろう。
作者はカメラマンである。育ったところは長野県の伊那谷。伊那地方と書かないのがそのあたりの出身者らしい。実は私の父母の出も信州、伊那谷である。
「ふてくされた日々、学校から見はなされた落ちこぼれ中学生」というタイトルが目次にあった。その項目をくくるタイトルは「生きる戦略を自然界から学ぶ」。作者は偶然就職した部品工場でカメラと出会う。前半は彼の一生の仕事となる「写真」とその舞台である「自然」とそこで撮る「自分」が語られる。
その後の彼の野生動物との対峙の仕方はすさまじい。たくさんの発見とその中から、人間と野生動物との関係がみえてくる。それがこの本の中核。
たくさんの美しい白黒写真を見るだけでもいい。本屋で見つからなかったら図書館にリクエストしよう。必ず他の図書館から探してくれる。
そしてぜひ本文を読んでほしい。中学生なら読めるよ。読書感想文にぜひ。大人の人も読んで。なにか思うことがあるはず。タイトルを読んだだけで簡単に環境問題の本というくくりに、ポイと入れないでね。では。