800番への旅
カニグズバーグ:作 小島希里:訳
岩波書店:発行 2002年![]()
母親が新婚旅行に出かけたので、主人公のマクシミリアンは父親と過ごすことになる。父親は彼のことをボーと呼んだ。周りの人たちも彼のことをボーと呼ぶ。
アーメッドと名付けられたラクダを、イベントやショーに貸し出してキャンピングカーで生活をする父親は、少年にとっては知らない人。ボーは進学する予定の有名校のブレザーが手離せない。
行き先々で、ボーはこれまでの生活では出会うことなかった人たちに会う。恋も経験する。でもサブリナ親子は実際的であるが理屈に合わない生活をし、彼女もそれなりの人生観を持っている。
ボーはやりきれないし、体調を崩したり、自分だけスィートルームに泊まったりするが・・・。最後の場面がいいなぁ。これもおしまいまで読んでね。なんだよ、なんどよと言っているうちに読めてしまいます。タイトルの旅はもう紹介したものね。800番の意味はお楽しみに。
昨日の大雨・大風はこちらでは、警報が出るほど。今日も雲が低くたれ込めていて、さっぱりしません。あと1冊かなカニグズバーグ作品集。地元の図書館が遠いのは、ここが図書館僻地だからでしょう。隣接市町村や隣接県が便利なのは交通手段と司書さんの問題。逆方向はやっぱり距離だけでなく心も遠い。