ポピーとライ
アヴィ:作 B・フロッカ:絵 金原瑞人:訳
あすなろ書房:発行 2000年
ポピーはヒロインの名前。ライはポピーの恋人の弟。2匹のネズミの想いは? でも、もう1匹いるんです。ハリネズミのへんくつおじいさんのイリーシ。せつないくらいのポピーへの想い。まぁ本人は気がついていないんですけど。これって本当に動物の物語という感じ。
殺されてしまった恋人についてポピーは、西の方に住むとうことをあてに家族をたずねることにします。はっきりした場所もわからないのに。
平和だったライの一家の暮らしにも、危険が迫ってきます。大規模な土地開発、まるで地上げ屋のようなビーバーの一家。いんちきなスローガンは、「前進」。怖いですねぇ。ハラハラ、ドキドキは前作より激しい楽しめる冒険物語。
おまけ この本は昨日の「ポピ-」の続編にあたります。それからまだ訳されていないポピーのシリーズがあるとのこと。「みんながたくさん読んでくれたら、本になるのに」みたいなことが金原瑞人氏のHPに載っていました。小学生の中学年くらいからのおすすめ。図書室で「面白かった」と返ってくる本のレパートリーが増えた感じ。動物が主役の他の本も読んでみようかと思います。
おまけⅡ アヴィって変な名前えすよね。1937年ニューヨーク生まれ
双子の姉妹がアヴィって彼のことを読んでたので、その名前をペンネームにしたそうです。長いこと司書をやっていたとのこと。どうりで話のツボが押さえられている。物足りないと感じた人や中学生以上の方は「クリスピン」を手に取ってみてください。このブログだと2007年9月28日で紹介しています。