ハローウィンの魔法

ルーマ・ゴッテン:作 渡辺南海子:訳

堀川理万子:絵 偕成社:発行 1997年


ハロウィン ヒロインの住む谷間の村では、カボチャのかわりにカブをくり抜いてハローウィンに使うらしい。家々の門口にチラチラ見える夕闇の中のカブの明かり。そこを子どもたちがいろいろな扮装(ふんそう)をしてお菓子をもらいに歩きまわる。

ハロウィン みんな魔法使いとか、コウモリとか、ふだんよくないものとされているものに変身するのに、ヒロインはいい魔女になるといってピンクの服を着る。そうちょっとかわった子かも?

ハロウィン その日はお面をかぶっているし、本当は子どもたちを大切に思っている村人たちだから、誰だかわかっても意地悪はしない。村八分になっていようと、ろくに学校にいかないような子どもでも。

ハロウィン ハローウィンってみんなが幸せになるお祭りなんですね。とんでもないいたずら坊主に、ダチョウや犬、ポニーが大事な役を果たしてくれる。動物だいすきさんもきっと楽しく読めますよ。

ハロウィン 装丁や文字の大きさからすると小学校中学年からといった感じ。でも内容はかなりシビア。そういえば作者の作品を知ったのは「ねずみ女房」。子ども向けの装丁なんだけど、これって大人向けではないの?と感じた。他のも読んでみよう。と言うわけで、大人の方も子どももぜひどうぞ。