魔女ジェニファとわたし
カニグズバーグ:作 松永ふみ子:訳
岩波少年文庫 1989年
ひとりぼっちのあなたに魔女が声をかけてくれたら、友達になりますか? そのうえ魔女の見習いにしてくれると言ったら、あなたはどうします? 主人公のエリザベスは、5年生。魔女も同じ学校に通う5年生。えっ?
カニグズバーグは、このお話と「クローデァの秘密」の2作で同じ年のニューベリー賞を争ったという珍しい経験の持ち主。それも初出版で。そのあとも「ティーパーティの謎」で同じ賞を受賞。魔法にかかったのはだれだったのでしょう。最後まで読まないとわかりません。
書かれたのは1967年、40年も前のお話なのにちっとも古くさくない。きっとカニグズバーグは知っているのでしょうね、大切なことがなにか。
「魔女の宅急便」を見て育った世代には魔女は、明るいイメージなのかもしれません。「ハリーポッター」でもいいほうかな。「母さんは魔女じゃない」という物語を読んでみてくさい。「魔女狩り」という恐ろしい歴史の一端を知ることができます。ジェニファは現代の魔女だから、ちがいますけどね。
魔女の出てくるお話自慢をしたら面白いかも。よかったらお返事ください。