両足に障害を持つカラスの赤ちゃんを保護して17日目が経過する。





わたしは大きな翼で大空を飛び回る鳥が大好きだ。

鷹やワシなど自然界に生きる彼らの壮大な生き方に魅了される。

彼らと共に共存する人たちを見ると少し羨ましい気がする。


同じ翼を持つ鳥たちは他にもたくさんいるが、彼らを籠へ入れてまで共に過ごしたいとは思わない。

海へ遊びに行くと必ず遭遇する鳶やカラスは私たちの生活圏でもよく見かける。

わたしは毎日と言っていいほどカラスと遭遇する。


何故ならわたしが彼らを大好きだからすぐに発見してしまう。

どのカラスも”カー君‼︎”と呼んでわたしは話しかける。

カラスはとても頭が良く人の顔をしっかり認識することができる。

そしてテレパシーで意識の会話ができると信じている。

そんなカラスが今我が家に居る。

わたしは彼の神経の通った足の指を、わたしの親指に絡ませて曲がった脚を抑える。


すると力強くわたしの指を握りしめ、大きな翼をバタバタと動かすのだ。

“飛びたいよね‼︎.…… 飛びたいよね‼︎”


本当だったら大空を飛べるはずだったのに…

それができないと思うと目頭が熱くなった。


泣き虫のわたしは大粒の涙を流して話しかける。


するとまだ柔らかくて暖かいクチバシでわたしの涙の味見をする。

できる限り彼が快適にかつしあわせを感じて生活ができるようにしたい‼︎

立派な翼は完成に近い。


毎日飛ぶ練習をするが足が悪いので着地が上手くできない。


どうにかして大空を飛ばさせてあげたいものだ。


今までの生活がガラリと変わり、当然やる事も増えたが1ミリも大変だとは思わない。


たくさんの課題をひとつづつクリアして楽しいカー君との共存を楽しみたい。


今日もありがとう‼︎心から感謝。