アマデウスが風の街より南風に載せて情報発信♪ -42ページ目

Violin2:全盛期を迎えたストラディヴァリウスとガルネリウス、衰退期に入るアマティ

●ヴァイオリンは生きている

ピアノやハープ、木管楽器、金管楽器などは誕生当時に比べると、大きな改良が施されています。それに対して

ヴァイオリンを含めた弦楽器は、大きな改良がなされていません。しいて言うならばガット弦がスチール弦などの

人口のものに変わったことくらいでしょうか。そしてこれらの楽器の寿命はと言うと、ヴァイオリンだけが特別に

長いのです。例えばモーツアルトの時代のピアノであるフォルテ・ピアノ、博物館に保存されているものの、演奏

可能なフォルテ・ピアノは一台もありません。だから当時の楽器での演奏を再現するには、ピアノ職人が作った

レプリカを使用するしかないのです。それに対し弦楽器での古楽演奏は、人口の弦をガット弦に変えればいいん

です。つまり300年前のピアノはすでに死に絶えているけれど、ヴァイオリンは生きていると言えます。


●ヴァイオリンの寿命

さてヴァイオリンは生きているといいましたが、生きているとすれば一体何歳くらいまでいきるのでしょうか。

寿命は大体300~400年と言われています。そこでもう一度世界の3大ヴァイオリンが製作された年代を

製作者の生きた年代と照らし合わせて確認してみましょう。

アマティ:1596~1684年  ストラディヴァリ:1644~1737年  ガルネリ:1698~1744年

皆さんもこの年代を見て気づかれたと思いますが、一番新しいアマティでも、製作されてから軽く300年を

超えていると言う事、3代目のアマテイの父や祖父が製作したものであれば、それ以上の年月が経っている

わけですね。それに対してストラディヴァリウスやガルネリウスは、製作されから300年目に指しかかろうと

しているものが多いわけです。つまりアマティは人間に例えるならおじいさんであり、衰退期に入っているん

ですね。しかも通常より小さめに作られています。(ただしグランド・アマティと呼ばれる大き目のサイズの楽器

も製作しています。)だから大音量のオーケストラや協奏曲には向かないと言われています。

その反面、小規模な室内楽ならば、本領を発揮すると言われています。

しかしストラディヴァリウスやガルネリウスは今が全盛期なんですね。

ストラディヴァリウス「イル・クレモネーゼ」なんて一日一回、博物館の館長が演奏するだけだから、考えれば

もったいない気がしますよね。早く著名な「ヴァイオリンニスト」に貸与しなさいと言いたくなります。

因みにストラディヴァリウス「イル・クレモネーゼ」、イタリア・クレモナ市所有といいましたが、今現在もそうなん

でしょうか?誰か最新の情報をお持ちの方があれば、ご一報下さい。


●ヴァイオリンは熟成する。

現代のヴァイオリン製作技術は、ストラディヴァリウス以上であると言われています。しかしストラディヴァリウス

以上の響きが出せないのは何故か?それはヴァイオリンが熟成するからです。材料が木材であり、表面にニス

が塗ってあるため、伸縮を繰り返し、馴染んでいくと言われています。大体熟成して真価を発揮し始めるのに

最低でも150年はかかると言われています。またストラディヴァリウスの時代にオペラが流行して、ヴァイオリン

の人気がなくなり、製作工房が消えてしまいました。その後クレモナの工房は再開されましたが、ヴァイオリンの

名器をほとんど製作していない空白の期間ができてしまったんですね。だからストラディヴァリウスの後継器が

誕生しているかどうかが判るのは、もう少し先になるでしょう。多分それまで私は生きていないかも。

因みに「情熱大陸」で有名になった葉加瀬太郎氏が使用するヴァイオリンは200年ものだそうで、

これからの熟成が楽しみだと言っていました。


再度、ヴァイオリンの名器と演奏者リスト です。


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Violin1:世界の3大ヴァイオリン、ストラディヴァリウス、ガルネリウス、アマティ

フジテレビ系TVドラマ「のだめカンタービレ」の絶大なる影響で、クラシック音楽がより身近な存在に浮上して

きました。クラシックファンにとって、のだめ様様ですよね。でも、のだめでスポットライトを浴びていたのは

指揮者とオーケストラとピアニストだったような気がします。

世界の女流ヴァイオリンニストを目指すライジングスター・オーケストラのコンサートマスターはあまり目立って

いなかったような、いやその前に、ヴァイオリンとピアノ、やはりピアノに人気が集まるようですね。

このドラマの恩恵でストラビンスキーのペトルーシュカを、ピアノ版で発売したCDが売れているのには、いささか

驚きました。このような機会がない限り、ペトルーシュカのピアノ版なんて、売上ランキングに登場しないですよね。

もう少しヴァイオリンの演奏シーンを増やしても良かったのでは・・・、まあ、主役の野田恵がピアニストなんだから

仕方がないですね。そこでヴァイオリンの記事を書こうと奮い立ったのです。


3大ヴァイオリンと言えば、第一にストラディヴァリウス、その次にガルネリウスと

アマティあたりだと思うのでこれらの密接なる関係を簡単にまとめて見ましょう。


王冠2アマティ

史上最初のヴァイオリン製作者の一人と言われるアンドレア・アマティ(1505年頃~1577年)の二人の息子

の成功によって、アマティの名が世に知れるようになり、その孫ニコロ・アマティ(1596年」~1684年)が、

クレモナをヴァイオリンの一大生産地にしたといえます。ニコロ・アマティは多くの弟子を育て上げ、彼と同等

もしくは彼以上の職人を輩出させます。彼のヴァイオリンは緻密で優雅なスタイルだと言われています。

ピアノの前身であるフォルテ・ピアノを開発したバルトオロメオ・クリストフォリも彼の弟子でした。


王冠1ストラディヴァリ

ニコロ・アマティの弟子の中で一番有名なのがアントニオ・ストラディヴァリ(1644年~1737年)です。

ヴァイオリンの代名詞となったストラディヴァリウス、製作した数は1000本とも2000本とも言われていますが、

現存しているのは600本、中でも1700年初頭(彼が50代後半から70代前半の頃)に製作されたものが特に

優れており、ヴァイオリンニストなら一度はこの年代のヴァイオリンを弾いてみたいでしょうね。

ただしこれらの名器は彼一人の力によるものではなく、非常に多くの優秀な弟子達に恵まれていたからだとも

言われています。また王侯貴族に気に入られ、経済的にも恵まれていました。このような生涯を送った彼だから

こそ、水晶の如く透明、絹の様にしなやかで華麗な音色を奏でるヴァイオリンを製作できたと言えるでしょう。


王冠2ガルネリ(グァルネリ)

ニコロ・アマティの弟子の中でストラディヴァリとライバル的存在であったのがバルトロメオ・ジュゼッペ・

アントニオ・ガルネリ(通称デル・ジェス1698年~1744年)です。彼のヴァイオリンは骨太で野性味が

あるが、どこか愁いを帯びています。一言で言えば渋いとでもいいましょうか、ストラディヴァリのような華やかさ

はありません。彼の生涯もまた、華やかなものではありませんでした。それどころか悲惨な人生であったようです。

ある時は喧嘩をし、ある時は牢獄に入ったりしていました。けれど彼は牢獄の中でもヴァイオリンの製作をしていた

のです。牢獄の中で作ったヴァイオリンには「プリズン・デルジェス」と言う名前が付いてしまいました。


ヘッドフォンヴァイオリン聞き比べ

ところでこの3種類のヴァイオリンを聞き比べようと思ってもなかなかできないですよね。そうです、誰がどの

ヴァイオリンを使用しているかなんて気にも止めないだろうし、また気にしたところで、ライナーノートには表記

されていないから、調べるのが大変です。

と思ったら大間違い、現代はインターネット検索の時代です。検索すれば十中八九見つかるのです。

検索していたらこんなのを見つけてしまいました→ヴァイオリンの名器と演奏者リスト

ただこれは2000年9月の情報となっていますので、私の知る限り、補足したいと思います。

2002年9月にヴァイオリンニストの千住真理子さんが1716年製のストラディヴァリウス「デュランティ」

を購入したことが話題になっています。この名器は300年近く、演奏家の手に渡ることなく眠っていた為、

幻の名器と言われていて、美しい高音から伸びやかな低音まで、全体を通して艶やかな音色。

2003年にはヴァイオリンニストの高嶋ちさ子さんが1736年製のストラディヴァリウス「ルーシー」を、

手に入れましたね。また諏訪内晶子さんは概にストラディヴァリウスを所有していたのですが、最近では

日本音楽財団が所有するストラディヴァリウス「ドルフィン」(1714年製)を貸与され、演奏活動をしています。

数え切れない程の演奏を聴かれた方もそうでない方も、一度楽器の違いに耳を傾けては如何でしょう♪


メモヴァイオリンINI知識

ストラディヴァリが製作したヴァイオリンをどうしてストラディヴァリウスと呼ぶのか?

彼がが生きた時代の慣習として、製作者の名前をラテン語表記していたからです。ラテン語表記すると、

ストラディヴァリはストラディヴァリウス、ガルネリ(グァルネリ)はガルネリウス(グァルネリウス)となるのです。

ではストラディヴァリウス「デュランティ」とは?

ヴァイオリンの名器の中で特に優れた楽器に、この様に特別の名前が付けられることがあります。

特に有名なのは、クレモナ市が所蔵するストラディヴァリウス「イル・クレモネーゼ」(1715年製)、

一度人の手に渡りましたが、演奏家の手に触れることなく、クレモナ市に戻ってきました。

そして「イル・クレモネーゼ」と命名されたわけです。毎日館長が演奏しています。

ヴァイオリンは演奏せずに長年放置すると死んでしまいますからね。


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見逃したのだめカンタービレと大作曲家が残した白鳥の歌

シェアブログamadeus503に投稿

昨年は仕事とブログ更新が忙しくフジテレビ系の人気ドラマ、通称月9ドラマをほとんど見ることができなかった。

「のだめカンタービレ」なんて原作も知らなかったし、誰もが知る名曲をバックに並べ立ててドラマを

盛り上げるんだろうと舐めてかかっていた。そしてドラマの中盤が過ぎた頃に、お互いに読者登録している方の

ブログの記事で、ドラマの内容と原作があることを知りました。それでも、一度ドラマをじっくりと見てみようという

強い欲求は起こらず、ようやく見始めた頃には終盤に差し掛かっていた。のだめのコンクール一次予選の場面、

次から次へとコンクール参加者が弾く曲に惹かれ、何と、のだめがコンクールでシューベルトのピアノ・ソナタ

第16番イ短調D845第一楽章を弾いているではないですか。


懐かしいなあ・・・って・・・その前に 

おいおいこんないい曲聴かせてくれるんならもっと早く言えよな! 

・・・って・・・最初からしっかりと見なかった俺が悪いんです。

はいはい、全部私が悪いんです。

第1回目からもっとしっかりと見ておけばよかったよぉ~(泣き)

まっ、いいっか、再放送でも予約録画して、見ることにしよう。っていうか、

再放送されるんだろうな、されなかったら、さあどうすんの えっ!

一応最終回だけは録画、しっかりと見て満足・・・自己満足ぅ~~~


そう言えば、調べてみたところ、昨年の9月からクラシックの記事をまったくもって書いてない。

ある読者さんから「クラシックの新しい記事を楽しみにしています」と言われているし、

(ある読者さんのHPは作品111をクリックして下さい、彼女のピアノ演奏の試聴もできます、リサイタルの情報も満載。)

のだめに啓発され久々にクラシックの記事を書いてみようかな。そこで思いついたのが、

のだめで使われた曲をすべて調べ上げて、ここに掲げてみようか。ついでにYouTubeも・・・

けれど調べ始めたら、あまりの数の多さに挫折、

でもなんですねえ、私と同じことを考える方はいらっしゃるんですね。

この方の資料はハンパじゃないです。第一話から第十一話まですべて網羅していて

ところどころにYouTubeが配備されています。まったくもって凄いです。

で、紹介しますね。「のだめカンタービレ」ドラマ登場曲をYouTubeで


旗私もテーマを決めて記事を書いて見ます。

題して「大作曲家が残した白鳥の歌」

シューベルトの歌曲集に「白鳥の歌」というのがありますが、それではありません。

作曲家が他界する前、または他界した年に書かれた曲のなかで傑出した名曲を「白鳥の歌」と呼びます。

いわゆる遺作と言われている曲を指す場合が多いですが、必ずしも遺作が「白鳥の歌」と呼べる名曲に

なっているかと言えば、一概には言えないんですね。

白鳥が臨終の間際、美しい歌を歌うと言う伝説から、「白鳥の歌」と言う言葉が生まれました。

では「白鳥の歌」の定義とは・・・

作曲家が、燃えたぎる情熱の日々を回想し、虚飾を捨て去り、悟りの境地を開いて書いた名曲

いわば、明鏡止水の境地で書かれた作品と私なりに解釈しています。

例えばモーツアルトやベートーベンは、遺作を書く前に、悟りの境地を開いてしまったように思います。

またマーラーやブルックナーは最後の交響曲でこの境地にたどりついたようです。

ところでこの境地で書かれた作品の共通する光の色とは、白い光、青白い光、パステル・グリーンの光

でしょうか。望みどおりの作品を完成させた喜びと、もう二度とこの分野で曲を作ることはとないだろうという

寂しさや諦めが複雑に入り混じった中での最後の輝きは何と美しいんでしょう。

では白鳥の歌を作曲家別に並べてみることにしましょう。


CDモーツアルト

ピアノ協奏曲第27番 変ホ長調 K595

彼が自信を持って作曲していたのがピアノ協奏曲ですが、最後の協奏曲で、今までの作品は虚飾であったと

言わんばかりのスタイルを築き上げています。この流れはK570番台あたりから徐々に始まっているようで、

K570より後に書かれたピアノ・ソナタやヴァイオリン・ソナタを聴けば、その流れが良く解ると思います。その後、

ここで完成されたスタイルから生まれる音色がほとんどの曲を支配しています。クラリネット協奏曲やクラリネット

五重奏曲などにはこの音色が非常に顕著に表れています。しかし天才はここで終わらなかった。次に手がけた

のはオペラです。オペラに対しても彼は大きな自信と持っており、K595で得た音楽を更に進化させて大作に

挑むのです。ただし扱うのは今までのイタリア・オペラではなく、ドイツの歌付き紙芝居から始まったと言われる

ジングシュピールだったのです。タイトルは皆さんもよくご存知の「魔笛」K620ですね。以前にも彼はジングシュ

ピールを手掛けていますが、これだけの大作は初の試みです。更にこの後彼はレクエイムを作曲するわけですが

あの世から自分の葬式を眺めるようにして創造したと言われているだけに、生気が全く感じられません。ただし

書き上げる前に彼がこの世を去ったため、弟子達の手によって完成しています。

ではこの一連の流れの中で、どの曲を白鳥の歌と呼ぶべきなのでしょうか。

やはりピアノ協奏曲第27番 変ホ長調 K595 が白鳥の歌という呼び名に一番相応しいのではないでしょうか。

どうか皆さんも自分の耳でお確かめになっては如何でしょう。


CDベートーベン

ピアノ・ソナタ第32番ハ短調作品111

彼のピアノ・ソナタ三部作と言えば、ピアノ・ソナタ30番、31番、32番(作品109、110、111)ですが、この中で

32番だけが特に神々しい光を放っています。それもそのはず、三部作の最後のソナタでピアノ・ソナタを完成

させてしまったんですから。ピアノ・ソナタの金字塔、誰もこの境地の作品を作ることは、もう二度とないでしょう

と言っても過言ではありません。最終楽章(第2楽章)の最後のフレーズを聴いていると、満足げな微笑を浮かべ

ながら永眠の床につくベートーベンの姿が鮮明に浮かんできます。実際彼はこの後、抜け殻のようになった

ピアノ作品「バガテル」を幾つか作曲しているだけです。ところでこの曲にはこんな逸話があります。

ある文豪がこのピアノ・ソナタを聴いて言いました。「どうして第3楽章を作曲しなかったのですか。」

ベートーベンは軽蔑の念を込めて言いました。「作曲する時間がなかったんだよ。」

あまりにも呆れた質問に、「完成した第2楽章を本当に聴いたのか、第3楽章を作曲する必要などないということが

解らないのか」と怒る元気もなかったようです。

この曲を聴けば誰もが楽聖ベートーベンは終わったと思うでしょう。しかし彼はこの後、生きる喜びを信じられない

程強く表現した交響曲の作曲に取り組むんです。皆さんもよくご存知の第9番「合唱」ですね。作品111で

満足げな微笑を浮かべながら永眠したかに思えた楽聖ベートーベンは、第9番「合唱」で、歌を歌う喜び、音楽を

聴く喜び、生きる喜びを伝えに蘇えってきたようです。大成功に終わった第9番「合唱」の初演、この時すでに彼の

耳は全く聞こえず、見るに見かねたコンサート・マスターが、拍手喝采をしている聴衆の姿を見せるために、彼を

振り向かせたと言われています。ただしこの曲には悪評もあります。彼は合唱を楽器のように扱っている、GやA

の音を無理やりひしめく様に出させている、これは耳が聞こえないことが原因しているのかもしれない、なんて

言われたりもしますが、やはり第9番「合唱」は交響曲の金字塔と言ってもいいでしょう。

ここで白鳥の歌と呼べるのは当然のことながらピアノ・ソナタ第32番作品111ですよね。歓喜の嵐へと向かう

第9番「合唱」ではないですよね。でもちょっと待って下さい。白鳥の歌を作り終えた後に、歓喜の嵐へと向かう

第9番「合唱」を作曲するなんて、人間技ではないですよね。ここが彼の楽聖たる所以と言うべきでしょうね。


フラッグ補足

私の読者でもあるピアニストの方から、「ベートーベンの作品111とディアベリバリエーション、どちらを白鳥の歌

として挙げるべきかか迷うところです。」と言うご指摘を頂きましたので、この場で答えさせて頂きたいと思います。

ディアベリバリエーションこと、ディアベリの主題による33の変奏曲作品120、確かに演奏時間は1時間近く

かかる長大な作品であり、作品111の流れを受け継いでます。けれどモーツァルトがK595でピアノ協奏曲を

完結させた様に、ベートーベンは作品111でピアノ・ソナタを完結させました。しかも作品109・110・111と連作

を思わせる作風から、作品111には作品109・110の重みが強く感じられると思うのです。

従って白鳥の歌はやはりピアノ・ソナタ第32番ハ短調作品111ではないかと思うのです。ただ私がここで

ディアベリの主題による33の変奏曲作品120を取り上げなかった事は一つのミスであったと思います。

小さな手のきみーさん、ご指摘有難う御座います。


CDシューベルト

ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960

彼は歌曲の伴奏かと思えるほど貧弱な構成力のピアノ・ソナタしか書けなかったのですが、ベートーベンに憧れ

作曲を続けました。作品をベートーベンに見せましたが気にも止めてもらえませんでした。それでもベートーベン

に憧れて、ピアノ・ソナタの三部作とも言うべき19番、20番、21番(D958、D959、D960)を完成させます。

やはりベートーベンと同じように21番だけが異質の輝きを放っています。19番と20番はベートーベンへの憧れ

が強く、彼のソナタの模倣と言うべきかも知れないですね。しかし自分はベートーベンなることはできないと悟り、

シューベルト独自のスタイルを見出し、21番を完成させるのです。梅毒に頭を犯され朦朧とする意識の中で、

これまでに作曲した数々の名曲の詩の世界が、走馬灯のように巡っていきます。この曲には、過去の名曲から

泉水のように湧き出る詩的世界が凝縮されているせいか、一つ一つのメロディに重さを感じます。

詩人シューベルトの世界を完結させた、正しく白鳥の歌と呼べる名曲ですね。


CDブルックナー

交響曲第9番ニ短調

彼は批評家に「この曲はここを訂正すべきだ」と言われるとすぐに楽譜を書き換えてしまうし、また弟子達に曲を

理解して貰えないと改訂してしまいます。しかも最初の楽譜を書き換えるのではなく、全く新しい楽譜として出版

してしまうため、いくつもの改訂版が存在することになってしまうんですね。だから多くのノヴァーク版、ハース版

が誕生してしまったんですね。それ程小心者で自信過小な人物だった彼が憧れた作曲家の一人がワーグナー

です。初期の作品はワーグナーの楽劇を交響曲に置き換えたような作品でした。交響曲3番をワーグナーに献呈

したりしています。そのため交響曲3番のサブタイトルが「ワーグナー」となっているんですね。そしてオルガン

奏者であった彼ならではのスケールの大きな管弦楽法を駆使しながら、交響曲のスタイルを確立していきます。

彼がいかに無欲で小心者であったかを伝える逸話が残っています。

ある日成功を収めたブルックナーは「褒美を取らすから、何でも欲しい物を言ってみよ。」と言われました。

そこで、「私を批判する批評家達を黙らせて欲しい。」と彼は言うんですね。

何と無欲な願いでしょう、何と言う小心者なんでしょう。

でも一たび作曲のペンを握ると、誰もできなかった大胆な作曲技法を試みるんですね。

例えば、オーケストラ全員が同じ音を出す(ユニゾン)なんて事は、今までに誰も考えも及びませんでした。

そんな彼が作曲した交響曲第9番ニ短調は、最後にたどり着いたブルックナーの森と言える作品。

彼は誰にも邪魔される事のない安らぎの森にたどりつきました。充実感と安息感に満ち溢れた曲ですね。

「私にはもう遣り残したことは何もない」と言って、微笑みながら森の中で眠りにつく、嬉しそうなブルックナー

の顔が目に浮かぶようです。

これぞ白鳥の歌と呼ぶに相応しい一曲。


CDマーラー

交響曲第10番嬰ヘ短調

若くして指揮者、作曲家の成功を収め、幸せを絵に描いたような彼の人生が交響曲3番に見事に

表現されています。その後20近くもも年下の美女と結婚、誰もが羨むお似合いの美男美女と言われ

ましたが、長女の死、精神分析医の診断を自ら受けたり、心臓病の診断を受けたりと、彼を取り巻く

仕事以外の日常生活は決して幸せと言えるものではありませんでした。そんな中、自作自演となった

交響曲第8番「一千人の交響曲」で成功を収めるも、不安定な精神状態のまま晩年を迎えることに

なるのです。またベートーベン、ドボルザーク、ブルックナーが交響曲第9番を最後にこの世を去って

いることから、9番を書き終えると死に至るというジンクスにも悩んでいたと言います。結局交響曲9番

を完成させ、交響曲10番の第一楽章を終えた所で亡くなってしまいます。

さてここで交響曲第9番、交響曲10番、どちらを白鳥の歌として選ぶべきか、とても悩んでしまいます。

ただ、どちらの曲にも言えることなのですが、人生やり残した事はないといった感はほとんどなく、それ

どころか、自分が過ごした人生は一体何だったのか、やり直せるものならばもう一度戻りたい、けれど

それは不可能であり、諦めるしかないと囁きながら、砂漠の中をさ迷い歩き、最後には倒れて誰の目

にも止まらず、朽ち果てていく。安らぎの中に虚しさが込み上げてくるようです。

そして交響曲10番を白鳥の歌に選んだその訳は、交響曲第9番より交響曲10番の方が浄化された

音楽だと思ったからです。因みに晩年のマーラーは言ったそうです。私はオーケストラ全員にユニゾンを

演奏させる大胆な管弦楽法は決してできなかったと。


メモ高校時代の先輩の言葉

神経質なマーラーとそうでないモーツアルトを例に取り、こう言いました。

「マーラーは作曲中にハエが現れると追い掛け回すが、モーツアルトは平気で作曲に専念するだろう。」

「おまえはどちらのタイプだ、マーラーじゃないのかな?」

そう言えばマーラーが死ぬ直前に発した言葉は「モーツアルト・・・・・」だったそうです。


他にも白鳥の歌と呼べる曲はあると思います、みなさんどうでしょう。

保険スクエアbang!は最大15社までいけるよ!

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これは何のロゴマークでしょう?

小さくて見難いと思いますが、すべて自動車保険の会社のロゴマークです。全部で17社、TVでもよく

宣伝しているから、みなさんもよくご存知の会社ばかりですね。左上から順番に社名を並べてみます。

あいおい損保、アクサダイレクト、アメリカンホーム・ダイレクト、AIU、共栄火災、セコム損保、

ゼネラリ、全労災、ソニー損保、そんぽ24、チューリッヒ、東京海上日動、日本興亜損保、

富士火災、三井ダイレクト損保、三井住友海上
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保険料って毎年改正されているから、契約時は希望する補償内容を安く済ませたつもりでも、

知らない間に高めの保険料を払っていたりするものです。

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2006全日本選手権、嬉涙の浅田真央(マオチャン)、ちょっと悔し涙の安藤美姫(ミキティ)

日本勢惨敗となったグランプリ(GP)ファイナルの余韻を引きずるように、体調不良のまま戻った安藤美姫と

ミスの連発から韓国のキム・ヨナに優勝をさらわれ2連覇を逃した浅田真央、二人は休む間もなく全日本選手権

へと向かわなければならない。次の世界選手権代表切符を手にする為だ。

そんな中で1位となった浅田真央と2位になった安藤美姫は涙を流したが、二人の涙は同じものではなかった。


●浅田真央

浅田真央のジャンプは世界のトップクラスではなく世界のトップ、スピンも最高レベル、しかも彼女にしかできない

片手ビールマンスピンという技を持っている。今のレベルを維持すればどんな大会でも優勝できるはずだ。

しかし彼女は現在の自分のレベルに満足していなかった。男子ですら挑戦していない高度な技を試みたのである。

練習では成功しているが、昨年の大会ではその技の失敗から何度も転倒やミスを繰り返してきた。

コーチから「君はそんな難しい技に挑戦しなくても優勝できるんだから諦めなさい」と言われたにもかかわらず、

昨年一年その技に挑戦し続け、不本意な成績に終わる事が多かった。

ではその男子もやった事がない高度な技とは、

普通トリプルアクセルは世界最高難度の技であるため、ジャンプをする前はステップを止めるものであるが、

彼女は無謀にも、ここにステップを入れてトリプルアクセルを行おうとするのである。成功すれば4回転ジャンプと

同じ難易度の技として得点が入る。今回の全日本選手権では着地にグラツキがあったものの成功させ、

4cm伸びた身長を生かし、以前よりダイナミックな素晴らしい演技を見せてくれた。得点は211.76点と

自己ベスト更新、国際大会ではないため参考記録扱いだが、女子で史上初めて200点の大台を突破した。

今まで人前で泣いたことがなかった浅田真央が初めて流した嬉涙です。


●安藤美姫

2年前に安藤美姫が言っていた。「真央ちゃんが大人になったら誰も勝てないよ」と、そうです、安藤美姫は2年も

前から彼女の成長ぶりを予言していたのです。天才が努力すると、誰も入れない領域へ行ってしまようです。

しかしこの領域にたった一人足を踏み入れることができるのが安藤美姫ではないでしょうか。彼女にはジャンプを

するための恵まれた背中の筋肉があります。決して天才肌ではないけれど、努力次第では浅田真央に勝てる

チャンスはいくらでもあると思います。

グランプリ(GP)ファイナルで不運にも体調不良に見舞われた安藤美姫を、更なる悲劇が待っていました。

体調不良のまま帰国し、調整がうまくとれなかったんでしょうか、全日本選手権ショートプログラムでより早く回ろう

と腕を使い、右肩の間接が外れて痛めてしまったのです。公式練習では手を上げるだけで痛かったが、痛み止め

を飲んでフリー演技に臨みました。スピンの途中で右肩をおさえて動きが止まったり、ジャンプで転倒したり、

遂には痛みをこらえきれず、演技をやめかけ、泣き出しそうな表情で歩き出した彼女であったが、コーチの

「ゴー・ゴー」と何度も叫ぶ声と、観客の手拍子の応援に押され、最後は情熱的なステップとビールマンスピンで

見事に締めくくり、総合2位で世界選手権代表切符を死守しましtた。これはもう、涙涙の演技です。

ただ今後の安藤美姫ですが

いよいよ封印していた4回転サルコーを、成功させなければならない立場に追いやられてしまいました。

天才浅田真央に勝つために残された唯一の選択肢が、4回転サルコーだと彼女は悟ったようです。

このまま万年2位になるかもしれないというプレッシャーを背負いながら戦い続けるミキティこと安藤美姫を

これからも応援していきたいです。


●ジョン・マッケンローとイワン・レンドル

テニスの世界でもよく似た関係が昔ありました。80年代の大きな大会の決勝に必ずと言っていいほど登場する

二人、一人は天才的なボレータッチと驚異のライジング打法のマッケンロー、もう一人はラケットをムチのように

扱うループ・スイングでスピードと破壊力を兼ね備えたトップスピンを放つレンドルです。二人とも時速200kmを

超えるサーブを持っており、それはもう格闘技、いや死闘といえる試合内容でした。この二人に勝てる選手は

ほとんどいなかったため、よく決勝で顔を合わせたものです。ただしレンドルはウインブルドンが苦手で、こちら

でのマッケンローの決勝の相手はレンドルではありませんでした。そんな中でいつも優勝するのはマッケンロー、

レンドルの優勝はあまり記憶に残っていません。だから無冠の王者などと呼ばれもしましたし、マッケンローから

はチキンハートと言われたこともありました。レンドルは精神的にもろいところがあって、何かをきっかけに崩れ、

自滅するケースが多々ありました。これは超人的な集中力を必要とするループスイングの産物かと思ったりも

しましたが、マッケンローも超人的な集中力を必要とするライジング打法を使っているわけですから、やはり

レンドルは精神的にもろいと言うべきなのかも知れないです。

是非安藤美姫にはこのパターンに嵌らないように頑張って欲しいです。

ミキティを影ながら応援しています。


さくらんぼ本日はほのぼのとした気分になれる有名な一曲を聴きましょう♪

YouTube 平松愛理 「部屋とYシャツと私」 PV



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