アマデウスのPOPでアート Premium Number5:「ハナミズキ」 一青窈 | アマデウスが風の街より南風に載せて情報発信♪

アマデウスのPOPでアート Premium Number5:「ハナミズキ」 一青窈

洋と和のメロディのお話をする前に、少し絵画の世界について述べたいと思います。
海外の作品が国内で紹介されるようになり、日本画家は洋画(油彩画)との融合を試行錯誤してきました。
そういった絵画を鑑賞する際、この絵は日本画寄りなのか、洋画寄りなのかを、まず見極めます。
そこで日本画と洋画の境目が必要となってくるのですが、これはとっても流動的であり、
なかなか決められるものではありません。では境目を二つ作れば問題ありませんよね。
このラインは洋画寄り、このラインは日本画寄り、二つのラインのど真ん中が
和洋50・50とします。そして日本画寄りのラインと洋画寄りのラインに
丁度のっかる作品を決めておくのです。

ではその二つの作品とは
まず洋画寄りの作品は東山魁夷の「白馬の森」連作
次に日本画寄りの作品は福田平八郎の「新雪」又は「秋晴」
この二人の作品を基準にしましょう。

ここからが本題
ではポップスにおいても同じことをしたいと思います。
洋楽に少し寄っているけど
とっても日本的な美しい和のメロディを聴いてみたいと思います。


和のメロディと洋のメロディが、見事なバランスを保っているではありませんか。
次に紹介する邦楽寄りの曲を聴かなければ、この曲こそが
和・洋50・50ではと思ってしまいます。
でもよく聴けば、すこーし洋楽よりなのでは?
 


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 一青窈




洋と和のメロディの大きな違い

和のメロディとは
歌い手から見た場合、洋と和のメロディには決定的な違いが生じてきます。
それは歌詞を音にのせる時に起こってくるのです。まず童謡や民謡等で確認、
一文字一文字を一音一音にのせていますよね。だからこそ「和のメロディ」で
美しい日本語の発音をじっくりと聴く事ができるのです。勿論例外もあります。
例えばオ・ハ・ラ・ショウ・スケ・サンのように一音の一文字以上のせる場合も
あり、その逆つまり、二音に一文字となることもあります。でもこれは例外であり、
基本はやはり一文字に一音、日本語の美しい発音を導き出すのです。

では洋(洋楽)のメロディとは
ところが洋のメロディは一母音に一音が基本となります。これをもっと解り易く説明します。
例えば「SONG」という言葉をメロディにのせる場合、日本語なら「ソング」で三音必要。
でも、この中の母音は「O」が1個あるだけですから、一音に「SONG」という言葉がのります。
当然このような歌詞のつけ方に適したメロディの作りとなっているわけですから、海外の曲に
日本語の歌詞をつける場合、作詞家さんはとっても苦労すると思いますが、どうでしょう?
勿論こちらもあくまで基本ですから、例外を伴なうのは当然ですけどね。

洋と和の壁
このことは、日本語と外国語の間に壁があるように、洋楽と邦楽の間に壁を作ってきた
一要因ではないでしょうか。


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