独奏者と指揮者~ピアノ編Ⅰ | アマデウスが風の街より南風に載せて情報発信♪

独奏者と指揮者~ピアノ編Ⅰ

クローバー協奏曲における独奏者と指揮者の関係についてクローバー

協奏曲という物は一流の独奏者と指揮者が共演すれば
必ず名演が生まれるとは限らない。
二人の個性がぶつかり合って
妥協し合いながら終わってしまったり
共演ではなく競演になってしまった演奏も数少なくはない。
ジャズの世界ではこの競演を楽しんだりもするが
クラシックの世界ではまず在り得ないだろうね。
そう言った意味で個性の強すぎる指揮者は
協奏曲には不向きであると考えられる。
え、どうして個性の強すぎる独奏者への非難はしないのかって
それは協奏曲を演奏する場合
まずは指揮者が先に歩み寄るべきだと思うからである。
だからどちらか一方または両方共個性が弱いほうが
よかったりもする。
しかし、一たび個性の強い者同士が
お互いを理解し合い、尊敬し合うようになると
これまでにはない、数少ない名演が誕生するわけである。
ただ、こう言った批評はともかく、悪評は公の場では滅多に
語られる事はない。
レコード会社への営業妨害になりかねないからね。
たまに辛口の批評家が真実を述べたりするくらいかな。
私はプロの批評家ではないので
どの演奏がどうと、すべてを語る勇気はない。
けれど、これこそが名演中の名演
独奏者と指揮者の微妙な均衡が保たれている物を
これから挙げて行こうかと思う。
ただし一つの曲に対してこれがNO.1と断言するわけでもなく
これ以上または同等の名演を探し出すのは
難しいだろうと思われる くらいに受け取って頂きたい。
くれぐれも誤解のないように
宜しくお願い致します。
まずはピアノ協奏曲第一弾
曲目はチャイコフスキー:ピ協1番

ウエルナー・ハースとエリアフ・インバル
(ヴェルナー)
ハース(ヴェルナー), モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団, チャイコフスキー, インバル(エリアフ), フランクフルト放送交響楽団, ラフマニノフ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ハース(ウェルナー), モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団, チャイコフスキー, インバル(エリアフ)
チャイコフスキー : ピアノ協奏曲全集
ハース(ウェルナー), モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団, ハース, チャイコフスキー, インバル(エリアフ), フランクフルト放送交響楽団, ラフマニノフ
チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番変ロ短調

ワルター・ギーゼキングの弟子であった

ウエルナー(ヴェルナー)・ハースは

若くして自動車事故で亡くなっています。

享年45歳

師匠を超えていると言われていただけに

非常に惜しまれますね。

彼のラヴェルやドビュッシーも、とても素晴らしいです。