出会いに左右される命。 | 雨垂れのブログ

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透析6年目。有難う!感謝の日々です。


⚠️フォローのお返しは行っていません。

こんにちは。

今日は晴時々曇。19℃~26℃。

少しムシムシを感じる金曜日。
梅雨はもう少し先みたいだけど、梅雨も夏もすっ飛ばして秋に成ってくれないかなぁ😒



ところで、

【開業医が明かす、名医にめぐりあう「超カンタンな方法」があった!】という記事を読んで、

良い医者との出会いが無ければ治るはずのものも治らないものだなあ……、と思いました。

疾患の原因をキチンと突き止めて、適切な処方を行う。

自分には難しいと判断して、より名医が居る病院を紹介する。

そんな医者が「良い医者」なのでしょうが、幾つもの病院を回らないと巡り会えません。

沢山の医者が在籍する大学病院や総合病院だと確率が高く成る?

実績を積もうとしたり、己の出世に腐心する医師に巡り会う確率は高く成る、というのが私の実感です。


4ヵ所の病院を経て巡り会えたリウマチ科の医者。適切な処方で10年程、炎症も酷く成らずに過ごして来ました。

そうして先月、指の炎症が酷く成り、痛みを告げた時に処方された薬の副作用で胃腸の不具合を経て、服薬を止めた事を告げた私に、

「もう処方出来る薬は有りません」と告げた医師。

それまでの信頼がガラガラと音を立てて崩れました。

私は腎臓悪化で透析を行ってるので、出やすい副作用。

効果が薄くても、副作用が出にくい薬も有るはず!と思い、日々市販薬をググっています。


良い医者は世の中に沢山居ると思います。

でも患者は我が儘な者。快適に治癒しないと「このクソ医者が!」と思う事も。



今、カスハラ対策が立てられ始めてるけど、やはり医者も大変だなあ!

とは思う。

でも「良い医者」に廻り合いたい。




すべての事が良い方向に向かう事を願いながら、今日も笑顔でファイト!です😀



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「救急車呼んだら7700円」は誤解だらけ 市の担当者は「入院しなかったら一律で徴収するわけではない」と困惑(AERA dot.) - Yahoo!ニュース


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「良い医者」はどこにいる?…開業医が明かす、名医にめぐりあう「超カンタンな方法」があった!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース 



できるなら名医に診てもらいたい。しかし、いったいどうすれば出会うことができるのか――。いま注目の話題書『開業医の正体』(中公新書ラクレ)の著者で、小児外科医の松永正訓医師がアドバイスする。

◆本当にウイルス性胃腸炎?

「後医は名医」という言葉をご存知だろうか。最初に診た医者より、後に診る医者の方が、いろいろな意味で名医になってしまうという意味だ。

 数年前にこういうことがあった。2歳の女児が腹痛を訴えてうちのクリニックにやってきた。初診の患者である。

 4日前から腹痛があり、これまで何度も食事を吐いたという。体温も38℃くらいある。2日前にかかった医者からはウイルス性胃腸炎と言われ、吐き気止めと整腸剤、そして解熱剤を処方された。しかしまったく改善傾向がないと母親は泣きそうな顔で訴える。

診察台に寝かせてお腹を触ると女児は大泣きで、どこが痛いのかよく分からない。ウイルス性胃腸炎の嘔吐は、だいたい48時間くらいで終わることが多く、発熱も72時間くらいで収まることが普通だ。だから、この患者はちょっと経過が長引いている。しかしこういうウイルス性胃腸炎もないわけではない。

 では、どうするか? この子がうちのかかりつけだったら、「あと1日様子を見ましょう」と言っただろう。「まあ、そろそろ治ります」とか付け加えたかもしれない。しかし、この家族は、あえてぼくのもとをわざわざ訪ねてきたのだ。ウイルス性胃腸炎という診断名に納得していないのかもしれない。

◆超音波検査で診断が付く

「お母さん、超音波検査をやらせてください。ちょっと軽くお子さんを抑えますが、そっとやりますので」
「はい、ぜひ、お願いします」

 ぼくはベッドサイドに超音波検査装置を運び、電源を入れた。看護師さんに女児を軽く抑えてもらい、プローブをお腹に当てる。上腹部をさっと見ただけですぐに診断が付いた。胆道が球のように大きく広がっていたのである。

 「これはですね…先天性胆道拡張症というちょっと厄介な病気です」
「え! なんですか、その病気は?」

 母親の顔が曇った。

 「胆道というのは、肝臓で作った胆汁という消化液を十二指腸まで運ぶ管です。それが生まれつきボール球のように広がってしまっているんです。たぶんその広がった部分で感染が起きているのだと思います」
「治るんですか?」
「まず入院です。入院して抗生剤で感染を収めます。それから膵炎を起こしているかもしれません。その治療も必要です。もちろん同時に検査も進めて確定診断を付けます」
「薬で治るんでしょうか?」
「治りません。感染とか膵炎が治ったら手術が必要です。入院は最低でも1ヵ月かかります」
「そんなに!」
「今から大学病院に入院しましょう。大学に電話を入れますから、お母さん、この足で病院へ行ってください」
「じゃあ、胃腸炎ではないんですね?」
「そういう簡単な病気じゃありません。先天性胆道拡張症はかなり難易度の高い手術が必要になるんです。胆管炎とか膵炎ってかなり痛いので、お子さんはつらかったと思います」
「……こんなことなら、最初からここに来ればよかった」

 そう言ってお母さんは涙ぐんだ。

お母さんにはぼくが名医に見えたかもしれない。だが、ぼくは名医ではない。「前の医者が治せなかった」と言われると、後の医者はどうにかしようとモチベーションがかかる。その結果、普段やらない検査を加えたりする。

 だから、この患者さんが最初にうちに来ていたら、ぼくは「ウイルス性胃腸炎ですね」と言って同じような処方をしただろう。そして後の医者が先天性胆道拡張症を疑って大きな病院へ紹介したかもしれない。

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