![なにラーメンが好き?](https://stat.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
ラーメンは……、
いつ頃から、
高級風・高価的な食べ物になってしまったのだろう。
昔は、価格も安く、気軽な食べ物だった。
長崎県産まれの私にとって、
ラーメンと云えば、豚骨系で、
中華そばと云えば、醤油系だった。
そう、
私の中では、
ラーメンと、中華そばは、似てはいるが、少し違う食べ物なのだった。
長崎県を離れて、東京に住む様になってからは、
ラーメンは、中華そばであり、
中華そばは、ラーメン、
なのだ、と理解したのだが、
ラーメンという言葉よりも、
中華そばの方が、優しい味わいの食べ物に思われ、
暖簾や看板に、中華そばと書いてある店を、選んでしまう。
そ思わせるのは、昔の郷愁なのかもしれない。
私は中学1年生の頃、
東京の大田区大岡山から、目黒と蒲田を結ぶ、目蒲線(今は目黒線と目黒線と東急多摩川線に分割)に乗って、
蒲田まで行き、石原裕次郎主演の映画『あいつと私』を見た。
その帰り道に、食べた中華そばが、とても思い出に残っている。
電車賃を、お腹の中に消化してしまった、私と友人は、
蒲田から、大岡山への道のりを、歩いたのだった。
味噌系や、塩系も、嫌いでは無い。
しかし、今でも、私にとってのラーメンは、中華そば、
気軽に食べれる、昔ながらの、醤油系なのだ。
五百円を超えるラーメンは、私にとっては別物の食べ物。
という思いがあるのだけど、
消費税が10%になったら、その思いは無くさないといけないだろうなぁ。