2日間の講習を、門真免許試験場で受けてきました。
お恥ずかしい話ですが、速度超過が原因の免停期間を短縮していただくための講習、、
今回の受講生の違反はほとんどがスピード違反だったようです。
事前に友人(受講轢あり)から、聞いていた雰囲気はまったくなく(おっちゃんたちにかこまれた笑)、全員物静か~、結構ハイソな方が多い印象で、、
私の勝手な憶測ですが、、、
良い車(=安定していてとても静かでスピードが出た感のない車でついついスピードが出ていた)や高性能のスポーツカー(そりゃ速いわなぁ、、)に乗っていてつかまったのかなぁ~って感じでした。
実車実習で同乗したSさんは車命のような方で、たまたま同じ車種にのっていたのもあって話が盛り上がり(仲間感 笑)、良い情報がいただけたりしたのでした。
交通規則、心理学、道徳などの講義があり、久々に授業?を聞くのは少々わくわくしましたし、適正テスト、実車やシュミレーションによる運転などは、レアなよい体験でした。
講義で一貫して強調されていたことは「思いやりと譲りあい」。
歩行者や自転車などを思いやる心、そして車同士はどうぞどうぞと譲りあう心があれば防げる事故も多いと。
道徳の先生が面白く、、、
自分は、車の運転手、自転車の運転手、歩行者、のどの立場にもなりますが、
それぞれの立場になったときに、
車にのっているときには「危いなぁそこの自転車!邪魔やなぁそこのバイク」と思ったりするし
自転車に乗っていたり歩行者のときは、「おい、車危ないやんか!」と思ったりして、
自分がいつも正しいというような考え方を、人間はついついしてしまいがちですよねぇ、、、、
人間というのは、かくも自分勝手に生きておりますねぇ、、、と、
とても正直にお話されているのが、道徳を教えている先生なのに聖人君子ぶらなくて面白かったです。
心理学、道徳の講義のいずれにおいてもハインリッヒの法則が語られ
一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハットがあるとされる、だから
重大事故の防止のためには、事故の発生が予測されたヒヤリ・ハットの段階で対処していくことが必要ですよ~と、
それは、車に限らず、どの現場においても共通することでしょうね。
脱線ついでに、20歳で免許を手にしてから70歳までの間に、何人に一人が違反をしているとおもいますか?
小さな違反もふくめてですが、、3人に一人(最近は4人に一人くらいだろうと)だそうですよ!
意外におおいんだなぁとおどろきました、、、
話は脱線しましたが、道徳の先生はそこで話をおえられないで、、、、
基本は「愛」です。と締めくくられました。
「愛」があれば、思いやり譲り合いの心があれば、、、事故も少なく違反も少ない社会になってゆくでしょうと。
本当にそのとおり、見ず知らずでも、お互いを想いあって生きていければいいですね。
ちなみに、機械のシュミレーションで運転する実習のとき、車酔いのような症状が出る人がいますがそんなときは途中で中止してくださいといわれていましたが、、それどころかもうめちゃめちゃ気分が悪くなり、吐きそうになるほど体調が悪くなってしまい、廊下の椅子でしばらく横になる事態に、、、、
実習を終えて皆さん出てこられましたが、私は立つこともできず、ちょうどお昼休み突入でしたのでしばらく椅子にかけて休んでいました。
そこへ、冷たいペットボトルのお水をSさんが走って持ってきてくださいました。
思いやりにとても感激しました。
「愛」は心を豊かにしますね~。ありがとう~
この愛に出会うための講習会だったのかしら?笑笑