神経症や精神疾患は霊のしわざ?

 

 

今回から、また浄霊についての解説をしていきます。

 

悪霊は肉体、精神、環境の3つにとりつくということで、肉体の浄霊のところまでお話ししました。

 

前回の内容を忘れてしまったという方は

 

こちら、【浄霊で病気が治る奇跡の真相を明かします】

 

最初から見直したいという方は

 

こちら、【浄霊の真実をお話しします】

 

それぞれご参照ください。

 

 

 

今回は、精神に悪霊がついた場合の浄霊法の解説になります。

 

ウツ、依存症、摂食障害、統合失調症といった病気は精神が悪霊にとりつかれることで発症していることも多々あります。

 

ただ、そのようなハッキリと病気と診断されるケースばかりではありません。

 

一例をあげると、以下のようなものがあります。

 

 

・奇声を発したり、暴力的になったり、異常行動をとるようになる

 

・わけもなく悲しくなったり、つらくなったり、死にたくなったりする

 

・人を傷つけたり、おとしめたりすることに快楽を感じるようになる

 

・物事に対して異常なまでに執着するようになる

 

・理由もないのに平気で犯罪を犯すようになる

 

 

もちろん人それぞれ個性がありますから、これらは遺伝的に持って生まれた性格である場合もあります。

 

ですから、本当に悪霊のしわざなのかを判断する必要はあるのですが、ひとつの目安としては、ある時期をさかいに人が変わったようになってしまったかどうか、というものがあります。

 

ただし、これも生まれたときから悪霊にとりつかれている、というケースもあるので、正確な診断はちゃんと霊査できる人に見てもらうのがいいでしょう。

 

 

というわけで今回は、精神にとりついた悪霊の浄霊法についてお話ししていきましょう。

 

 

智慧の欠如が悪霊の正体

 

人の精神にとりついて悪さをしかけてくる霊は、生前、真理からかけ離れて感情や欲望のおもむくままに自分勝手に生きていた人であったことがほとんどです。

 

肉体があるうちは、まだ法律や世間体、見栄といったものでブレーキがかけられていますが、そのような物理的制限がなくなった死後は自分の本性100%で行動することができます。

 

そして基本的には、自分と似たような想念をもっている人にとりつくわけですが、ただ、これは肉体をもって生きている人間のほうからするとたまったものではありませんね。

 

いくら似たような想いをもっているからといっても、生きている人間のほうは法律や社会常識のなかで暮らしているのに、それを無視するような行動をとらされるわけですからね。

 

ですから、人生が取り返しのつかない状態になるまえに浄霊したいところです。

 

 

精神の浄霊には文殊の智慧

 

それでは、そのような悪霊を浄霊するためには、一体どのようなエネルギーを使えばいいのでしょうか。

 

 

それは、精神を浄化する効果のある智慧のエネルギーになります。


 

以前、パワースポット紹介のブログで阿部文珠院を紹介しました。

 

魂を浄化する最強パワースポット【阿部文珠院】

 

 

『三人寄れば文殊の知恵』という言葉もあり、文殊菩薩というと頭をよくしてくれるご利益があるみたいにかん違いしている人は多いのですが、そうではありません。

 

文殊菩薩が与えてくれる智慧というのは、真理を悟り、それに従えるような知識や思考法といったたぐいのものなのです。

 

ひと言でいうと解脱するための智慧であって、お勉強ができたり、出世や金儲けにつかえるような下世話な知恵ではないということです。

 

 

このような智慧はほんらい、すべての人類に必要なもののはずなのですが、わたしの見るかぎり、ないがしろにしている人がほとんどという現状ですね。

 

 

ただ、生前に真理からかけはなれた意識で暮らしていてそのまま悪霊になってしまった者を浄霊するときには、この文殊菩薩の智慧エネルギーがもっとも効果を発揮するので、精神の悩みを抱える人には必須です。

 

 

浄霊のやり方としては肉体の場合とまったくおなじで、まずは自分に文殊菩薩のエネルギーをひいてきて、それを悪霊のほうに流してやる、というかたちになります。

 

ただ、もともととりつかれた人と悪霊とは霊道というチャネルでつながっているので、実際には自分が文殊菩薩のお力をいただくだけで大丈夫です。

 

理屈のうえでは、わざわざ文殊菩薩に頼らなくても、自分自身の幽体の奥底に隠れている魂から真理にいたる智慧を引き出せばいいのですが、それができる人は悪霊にとりつかれるなんてことはまずありませんし、とりつかれたとしてもすぐに浄霊できます。

 

 

だから、自身の魂の光が雑多な想念でおおい隠されていて悪霊にとりつかれた人は、悪霊の浄霊に文殊菩薩の智慧エネルギーをいただくのがもっとも効果的ということになります。

 

 

それでは、どうやってエネルギーをいただくかというと、文殊菩薩の姿をイメージするだけでも大丈夫ですが、強力な悪霊を浄霊するには、やはり最強のエネルギーを発している阿部文珠院の菩薩像のまえでおこなうことをお勧めします。

 

菩薩像は建物のなかにありますので、妙な動きをしていると怪しまれるおそれもあるので、それだけは気をつけましょう。

 

像のまえにはいすが置いてあるので、それに座ってじっくりとエネルギーをいただけばいいと思います。

 

 

最後に、悪霊が浄霊できたかどうかの判断法もお伝えしておきましょう。

 

これは、とてもカンタンです。

 

自身の精神(心)が、これまでの欲望、快楽追求最優先というものから、ものごとへの執着が薄くなり、脳を興奮させるような刺激がなくてもうれしい、楽しい、ありがたいという感情がわいてきて、心もおだやかに過ごせるようになったかどうかをみます。

 

浄霊は、まず文殊菩薩の智慧が自分のなかに満ちてきて、それから霊道をつうじて悪霊に流れていく、というシステムになっているわけですから、自然と自身の想念も浄化されるというわけです。

 

 

ただし、長期間とりつかれていたり、悪霊のエネルギーが強力だったりして脳の機能にまで異常がおよんでいたりする場合は、悪霊を浄霊してもすぐに状態が良くなるとはかぎりません。

 

ですから、悪霊も肉体の病気と同様に、早期発見、早期浄霊というのが大事なのです。