こんばんは
西東京市のピアノ教室
Piano Lesson あまーびれ 森田 香 です
だいぶ前に紙で作った「♯ ♭どこかなシート」
教本に初めて♯や♭が登場したら、必ず一回は使うグッズです。
・・ピアノ講師ラボのニュースレターにも取り上げていただいたことがありました・・
先月のこと、
かえ先生のお宅での「足台製作会」の後、ご参加の先生方に私が普段使っているグッズをご覧いただいた際、ある先生が
「これを置いてピアノを弾くには・・?」とご質問下さいました。
そうなんです。実は私も気になっておりました。
このグッズは鍵盤の上に置いて、♯と♭を目で確かめるだけで・・
実際に音を出すには不都合でした。
そこで 改良版・・
実際に鍵盤を弾けるように シートの奥行きを短くし、
(半音)上がる、下がる が目で見てわかりやすいようオクターブの傾斜も取り付けてみました。
左が以前作ったもの、右が改良版です。
♫ ♫ ♫ ♫
できたてホヤホヤのこれを使った第1号は、Fちゃん。
タイミングの良いことに、その日のレッスンノートには、
「♭ってどういうのかわかりません」と
書いてありました。
まず鍵盤にはめるところから。
そして、シの♭、ミの♭・・ついでにいろいろな音の♯も たくさん弾いて音遊び。
シートを置いた鍵盤をじーっと見ていたFゃん、
「ねえねえ、もりたせんせい、それじゃあ ミの♯はここ?」
Fちゃんのお指は、ファに。
「ファのフラットはこれ?」
お指は ミに。
そのとおり!
鍵盤上で半音の位置関係に気づいたFちゃん、お見事!「♯ ♭ 名人」です。
実は、このこと、Fちゃんには 少し前のレッスンで説明をしたことがありました。
その時は「わかったー!」・・と嬉しそうな様子でしたが・・
こうして自分で発見できると、理解度、定着度は全く違うことでしょう。
明日から 他の生徒さんにも・・
「あれ? 本当にわかっているかしら?」
と思ったら、サッと取り出して、パカっと鍵盤にはめてみますね。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。