玄関先 踊り場の常夜灯の壁に蛾が壁画のようにとまって
動かない。
普通の蛾・蝶の前翅と後翅は重なっているが、
この蛾は4枚が広がって、2匹が繋がっている
ように見えた。
・・・あまり見かけない、この夏の一見さんだ。
マンションの前の林・大欅とナラの狭間のハゼの花が
満開になった。
ハゼは、この溶岩台地のパイオニアの一つだ。
この世癌台地は、照葉樹林に遷移することもなく、
沿岸には、ハゼ・ヤシャブシ・アカメガシワ・ヒメシャラなど
パイオニア的落葉樹が、変わらぬ勢力を保っている。
磯に通じる対島川沿いを散歩したが、川縁のハゼノキも
満開・・・小さな花を無数に咲かせている。
栗の花も満開だ。
栗は、先端の多くの花は雄花で、栗の生る雌花は、花房の
根元の方に2~3個咲くようだ。
・・・遠目には雄花・雌花の区別がつかない。