マンションの導入路には、直径1mほどもあるクスノキが

7~8本ある。

樹齢70~80年?はありそうだ。

 

 

そのクスノキの新芽が出て、クスノキの秋・ゆずり葉=落葉の季節が

始まった。

18年前 この地に来て毎日このクスノキの下を歩いていて、初めて

クスノキの落葉=新芽と入れ替わるように春に落葉することを知った。

横のナラや大欅は、秋にすっかり葉を落として、冬枝になる落葉樹だ。

クスノキは、<冬枝>になることなく、新芽と入れ替わるように、これから

2か月ほどかけて、新芽を伸ばしながら落葉する。

<ゆずり葉>という言葉が、相応しい季節だ。

 

新芽は、まだ蕾のように閉じているが、去年の葉はところどころ色付いている。

     

 

去年の葉が、ところどころ<紅葉>して、一週間ほど前から落葉も始まっている。

冬の間は、緑の濃い葉だが、新芽が伸びて、6~7枚の新葉を拡げると、

去年の葉は、すっかり落ちて、全体が若い黄緑色になる。

1月までケヤキ・ナラの落葉で、庭や通路が埋まったが、これから5月の

新緑が出揃うまで、クスノキの葉の落葉が続く。

  くすのきの譲り葉に落つ春の雨