寒気が去りつつある海は荒れていた。

 

 

対島川沿いの磯道は、まだ冬枝が目立ち、青空が広が覗いている。

<緑の天井>を作り、青空を隠すのは、ナラ・ヤシャブシ・ヒメシャラ

エノキ等の高木だ。

 

 

    ヤシャブシが一番早い。

    萌黄色の雄花は、散り落ちて新芽の葉の緑が濃くなった。

    葉の付け根に雌花が咲いているのが見える。

 

  

        

 

    コナラの枝先は、雄花に覆われてきた。

 

  

        

 

    花の付き方が、株によってかなり差がある。

    ・・・種が違う?かと思うほど咲き方だ。

       どんぐりにも<生り年>みたいなものがありそうだ。

 

 

 

  

         

 

    沿岸林の中にも、ところどころに自生の杉の古木がある。

    ・・・びっしりと<花粉のもと>が見える。