2日間雨・・・雨上がりを伊豆高原駅界隈を散歩。
駅周辺 ロータリー・駐車場の周辺には、溶岩台地の原生林
・里山が残っている。
線路を越えて海側・沿岸の原野には、雑木に寄り付いたキヅタが
目立つが、駅界隈・国道を越えた山側には、テイカカズラが
勢力を伸ばしている。
先ず目に付くのは、駅ロータリーの丸く刈り込まれた植え込みを
スッポリ覆い隠したテイカカズラ。
一面に花を咲かせて<我が物顔>だ。
春の雨しずくに映る青葉かな
里山の林縁には、先端までテイカカズラに侵略されたナラの大木がある。
僅かに青葉を拡げたえだもあるが、先端の枝には若葉はなく、テイカカズラ
が花を咲かせている。
枝も枯れ落ちて、丸坊主になったナラの木もある。
樹高は、15m~20mに達するナラの古木だ。
先端に枯葉が見えるということは、このナラ 去年の秋に息絶えた??
テイカカズラには、<雑木に取り付いて、やがて枯渇させる>力がありそうだ。
米国など諸外国で、葛とテイカカズラが<森林破壊をする危険外来種>に
指定されるということも納得できる。
わが<大和の国>では、この相克も大事な自然のようだ。