磯で転倒してから3週間 散歩道もすっかり夏が進んだ。

対島川縁のクサギの花が咲きだした。

 

 

日本各地に分布しているから、幼少期の信州でも<臭い木>として

触れていたかもしれないが、<クサギの花>として認知したのは、

この地に来て<散歩>を始めてからだ。

 

    この花、3段構えで特異な構造をしている。

     紅紫色をした咢から蕾が伸びだす。

     花柱は2.5~3.5cm突き出て、

     真っ白い花弁は5枚 水平に開く。

 

 

    花のあと咢は濃紅色になり星形に開いて果実をのせる。

    この実が、草木染で<絹を鮮やかな空色に染める。>という。

 

  絹染める匠の技やくさぎ花  

         2020年9月9日の写真    

 

草木染めと言うのを、古人は<いつ頃・どのように発見したのか?>興味深い。

子供のころ桑の実を食べて、手もシャツも染めて親に叱られたものだ。

・・・このクサギの実の汁が、白い絹に付いたのだろうか?

 

<黄八丈は、

  黄色はコブナグサ・鳶色はタブノキの樹皮、黒色はスダジイの樹皮。>

<大島紬の黒褐色は、

  車輪梅(シャリンバイ)の樹皮を煮出した汁(タンニン)と鉄分の多い泥に

  漬けて黒褐色に発色させる。>

・・・いつ頃の<匠の技>なのだろう?