余暇の言葉

余暇の言葉

だいたいただの吐き溜めです。
悩みでもなんでも何か形にすることで消化できるというのと、
同じ悩みを持った人にまぐれで届いて少しでも楽になったりしてくれたら嬉しいなと思って書き続けてます。

また命が失われた
もう声も悲しみに染まり
もう同じようには聞けない
だからこそ
悲しみを繰り返さないために
僕らは生きるんだ
いい日ばかりがやってこなくても
きっといい日がやってくると信じて
理想から外れた世界で
君の生きた証を愛し続けよう
いつかその重すぎる悲しみに
向き合えるその日まで
別れは仕方ないんだって
言い聞かせて

向き合うには重い苦しみ
繊細な心がいつだって助けを求めてる
もう声が聞けない
だからもう
生きるしかないんだって
悲しみを繰り返さないために
僕らは一人でも乗り越えられる
悲しみのスパイラルから抜け出して
抜け出せる日がいつか来るって信じて
理想から外れた世界で
君の生きた証を愛し続けよう
いつかその重すぎる悲しみに
向き合えるその日まで
別れは仕方ないんだって
言い聞かせて

君の残した葛藤がいつだって僕を奮い立たせるから
負けてらんないなって思うんだ
同じ時を過ごせた奇跡を今は忘れないように
抱きしめる
君の残した声も言葉も葛藤も温かみも可愛らしさも全部全部
僕は忘れないから
悲しみの果てにはなにもないとしても
理想から外れた世界で
君の生きた証を愛し続けよう
いつかその重すぎる悲しみに
向き合えるその日まで
別れは仕方ないんだって
言い聞かせて
いつか会えるその日が来てしまうまで
僕は精一杯生きると誓おう

アラームが鳴って

起きるはずが

なんだろう

何もしたくないんだ

夜勤明け寝過ぎて

今日も眠れないんだ

どうせ起きたっていいことなんてないのに

昼ご飯をどうするとか

何して過ごすとか

もう何も考えたくないんだ

このまま眠って一生起きないで

眠り続けていれば何も見ずに済むからさ

目を閉じ続ける

もう何もしたくないから


眠るために薬を飲んだはずが

全然効かないや

耐性でもついたかな

明日の朝の時間を後ろ倒しにして

眠れない自分とまた付き合うしかないんだ

死にたいな

そんな時に家族の顔がチラついて

愛されていることを思い出して

結局生きるしかなくなって


治らない病気の数々

抱えたまま生きていくしかないの

特効薬は存在しない

騙し騙し生きていくしかない

新しい自分になるとか

そんな簡単にいかないんだよ

このまま眠って一生起きないで

眠り続けていれば何も見ずに済むからさ

目を閉じ続ける

もう何もしたくないから

それでも生きるしかないから

また起きて眠る

ろくに今も肯定できない

そんなままで歩き出そうとする

出ていくと風が涼しかった

大好きな夏が終わってしまう

君といた季節がまた1人のまま終わっていく

目をつぶったらまた君に会える気がして

その時には君が

何寝ぼけてるのって笑いながら

僕を起こしてくれて

この悪夢がきっと覚めるんだ

そんな朝をずっと願いながら眠る


優しい言葉だけ

抱きしめて生きていたいのだけど

向き合わなきゃいけない現実が迫ってきていて

また一つ過去の自分を羨んだ

何も将来など不安に思わないでいられた

あの頃の自分を

目をつぶったらまた君に会える気がして

その時には君が

まだ寝てていいよって頭を撫でながら

僕に話しかけてくれて

この悪夢がきっと覚めるんだ

そんな朝をずっと願いながら今日も目を閉じる


僕はずっとあの夏の朝を待ったまま

何年も経って

鏡を見ると随分疲れた顔

心配してくれた君はもういない

あの場所は2度と戻らない

また涙がこぼれないように

目をつぶったらまた君に会える気がして

その時には君が

何寝ぼけてるのって笑いながら

僕を起こしてくれて

この悪夢がきっと覚めるんだ

そんな朝をずっと願いながら眠る

今日も昨日と同じ朝が来ないように願いながら眠る

あの夏の朝の君をずっと待ちながら