東京都における外国人比率は高くなってきている．
東京都 人口 外国人数 外国人比率 最多国
２０２４年４月 １４１３万 ６５．９万 ４．７％ ２５．９万（中国）
２０２０年４月 １４０５万 ５７．０万 ４．１％ ２２．７万（中国）
２０１０年４月 １３０８万 ４１．９万 ３．２％ １５．８万（中国）
２０００年４月 １１９８万 ２９．０万 ２．４％ ９．８万（韓国朝鮮）
四半世紀で比率が２倍になった．
今は東京では２０人に一人は外国人である．
２０２４年４月で新宿区では
人口３５．４万人 外国人４．４万人
だから，
１２．４％
である．
8人に1人は外国人である。
上のサイトが引用する学校基本調査（２０２３）によると
小学校での外国児童の比率が高いトップ５都道府県は以下となる．
愛知県 ２．９９％
群馬県 ２．８１％
三重県 ２．８０％
東京都 ２．４１％
埼玉県 ２．４０％
東京都では４１人に一人，３５人学級に０．８人の計算だ．
コテンラジオのパーソナリティも中国人だし、バチェラー4のバチェラーも中国人だった。2人とも日本語ペラペラ。
日韓併合35年間の歴史的経緯から、在日朝鮮人が多く、ザイニチと言ったら在日朝鮮人のことを指していたが、今は在日中国人の方が多い。
また、在日外国人というと、本国で仕事が無い出稼ぎ労働者が日本へ来て非熟練賃金労働をしている、というイメージがある。
しかし日本円が安くなり、日本は出稼ぎ先として魅力的でなくなってきているようだ。むしろ寿司職人や介護士など日本人が海外へ出稼ぎに行って高給をえている。
日本に住む外国人、特にアジア系は非熟練賃金労働ではなく、ITをはじめとする大企業に勤務して高給とりが多いらしい。あるいは日本で起業していたりする。バチェラーの黄さんも起業家だ。
彼らは子供らを中学受験させて私立中学へ入学させるのに熱心らしい。
SAPIXのテスト総合成績で6729人中2位は中国人だとか。もちろん国語がテストにはあって、それを日本人と同等に受けてのこの結果。
中学受験は日本国内カーストを形成すると書いたが、そのカースト上位を在日中国人がもっていくわけだ。
今回の記事では特に結論はない。この現状に良いも悪いも無い。現状は現状である。我々親世代は子供らから見てとても古い価値観で生きている。時代は変わっていく。
世論を形作るのは、その時代での人々である。
1924年生まれ力道山と同い年だった今年百歳の知人と私とでは時代感覚が違う。これだけ年齢差があると考え方の違いが大きすぎて優劣を論じるのは意味がない。その老人ではなくて彼の孫ひ孫で彼の評価は決まる。
ただ言えるのは、それが持続可能なものかどうかだ。その時代に短期的にしか通用しない思想か、永続的なものか。
日清日露と戦争に勝ち抜くことで一等国になれた成功体験を1945年まで持っていた。戦争に負けた後のことは想定していなかった。
1980年代ジャパンアズナンバーワンと賞賛されバブル景気にわきGDP世界第二位だった日本。1990年バブル崩壊とは言っても2000年ごろまではまだその余韻に浸れていた。
経済で世界二位三位をずっと続けるなんてのはあり得ない話だ。持続不可能である。戦争で勝ち続けるというのと同じだ。
奴隷制度反対とは言うけれど、国ごとに経済格差があるという事は、奴隷集団を外国において使っているのと事実上同じだ。
日本でチョコレート一箱百円で買えるのは、ガーナで少年らが一日50円の日当でカカオ積みをしてくれるからだ。
世界中の人々が今の日本人と同等の生活をしたら、地球資源がもたない。
自分の老後、子供の世代、孫の世代、ひ孫の世代、
どんな時代になるかは分からないが、
戦争で勝ち続ける
経済競争で勝ち続ける
受験勉強競争で勝ち続ける
そういったことを前提にするのは持続可能性がない。
特に親がそういった思想を子供に植えるのは良くない。
持続可能性として出生率2.07はマストだ。
自分の子供2-3人、孫4-5人、ひ孫8-9人、玄孫16-17人、
彼らがみんな勝ち続けるなんてことは不可能だ。障害者も出てくるだろう。
ダルビッシュゆう選手の母親はアメリカ行きの飛行機チケットをファーストクラスで貰うがエコノミーに替えて行くという。彼女の子供ら孫らがみんな社会的経済的に成功するわけじゃないかららしい。長男ゆうのもとに実孫6人、次男に孫4人いる。三男は元俳優で30才で精巣癌。
孫10人が全員経済的に大成功するなんてあり得ないのだ。
足るを知る。今置かれている現状で幸福に暮らす資質の方が重要である(過去記事2)。
そういえばダルビッシュもイラン人父と日本人母とのハーフだったね。
忘れていたわ。
(過去記事1)
(過去記事3)
