以下のブログを読んだ。
面白かった。
私が以前書いた(過去記事1)にも繋がる話。
偏差値っていうのは、相対評価だから、自分の学力が上がっても他の受験生の学力より相対的に上回らないと上がらない。
42kmマラソン走るのに、35km他点まで来て、息切らしてるのに、今から十人ごぼう抜きしろ、って、そりゃきつい。
日能研でも四谷大塚でもサピックスでもいいけど、
模試っていうのは、だいたいそこの塾生がメイン。
だから、その塾に入って勉強してれば偏差値上がるかっていうと上がらない。
偏差値10上がる人1人いたら、
その影には
偏差値10下がる人ひとり
または
偏差値5下がる人ふたり
または
偏差値1下がる人が10人
いたりする。偏差値はゼロサムゲームならぬ平均50ゲームだから。
というかむしろ、6年生になれば、だんだん他塾から模試を受けにくる人が増えてきて、そういう彼らはレベル高いから、むしろ偏差値は落ちやすくなる。レベル低い層は中受辞めて模試に参加しなくなるし。
これは3塾模試だけでなく首都圏模試でも言える。後半の方がガチ勢率高い。
日能研や四谷大塚がやってる入塾前の人主流の無料の全国テストが一番偏差値高く出るのではないだろうか。それで夢を持たせて入塾勧誘。
小4,5の時に狙えるかもと夢見ていた学校の偏差値より、
6年生秋の偏差値はだいぶ落ちてるのが普通。
で、受験勉強はじめた頃より下のランクの学校へ行くことになるのが大多数。
そんなもの。
それを親が知らないものだから、4、5年生の時に変に夢持たせて勝手に絶望し、子供に絶望が写り、自己肯定感が下がる。
少数の成功者を看板にして次の新規入塾生を募集する。
これって証券業と同じ仕組み。
(過去記事1)