下のネット記事を読んだ.

 

 

大企業の3割が<ポストオフ>を行なっているらしい。

ポストオフとは役職定年のことだ。

55才が役職定年の相場らしい。

1980年代は定年退職は55才が普通だったが、

その頃多くが55から60才へ定年延長していった。

人件費を削減するために役職定年を設けたらしい。

自衛官の定年は階級によって異なるが55-58才らしい.

https://www.mod.go.jp/j/press/news/2023/09/22a.html

 

考えてみれば,6才で小学校上がってから22才で大学学部卒業して,

それから33年で役職定年か.

 

それから人生30年ほどあるよね.

55才だと,男なら28年間,女なら34年間は50%以上の確率で生きる.

 

 つまりは,大学卒業してから役職定年までと,役職定年から亡くなるまでの期間はほぼ同じ.約半数は後者の方が長い.

 

 若い人って,こういうこと分かってないのではないだろうか.

 

 役職定年して30年,定年退職してから四半世紀たって葬式やっても職場の同僚とか後輩とかもう葬式には来ないよね.亡くなった事の連絡すらいかないだろう.

 

 

 だから,

 金・名誉・地位

のために,老後身近にいる人との関係の質を犠牲にするな,

ってことなんだろうな.

 

 あと,これって自分の人生のためだけじゃないな.自分の子供についても言える.多くの親は自分の子の結局大学入学までとか新卒入社までとか結婚式までとか,その辺までのスパンしか視野に無くて子育てしてるように思う.息子を高学歴高収入にしても,それ目当ての相対的能力主義の女しか寄ってこないんじゃないだろうか.娘を高学歴高収入にしても相対的能力主義の果ては社会にいいように扱われて独身子ナシというオチもありうる.

 

 

 

上は3日前

中田敦彦のトーク

の動画.

スナフキンと老子に学ぶ「本当の偉人は教科書に載るのか?」

 

 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康は三英傑とは言うけれど,

臣下に殺された織田信長はCクラス

日本統一した後朝鮮出兵で臣下を疲弊させ子孫も途絶えた豊臣秀吉はBクラス

日本国内に焦点を合わせて子孫も永続させた徳川家康はAクラス

(私は確かに臣下に殺されはしたが織田家は今でも残るので豊臣家よりも上のような気はするが,まあそれは信長個人の力量ではなく運とみるべきか.)

 

 私も思うけど,本当に幸福に生きた人は教科書に載らないんだと思う.権力者の子孫が平凡に生きたりするのは権力の怖さも知っているからのような気もする.

 

 

 雑感でした.結論は無いです.

 

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