以下のブログ記事を読んで思ったこと。

本田秀夫先生の以下の本を思い出した。



その中で書いてあって印象的だったのは、


小学校低学年中学年くらいまでで出来ないことは努力不足ではないということ。


親は自分の子に期待をかけてしまう。

(アウトプット)=(能力)*(努力)

と考えると、能力の多くは先天的なものであるし、後天的な成長は予期できなくゆっくりなので、

短期的にアウトプットが改善されるとしたら、本人の努力ややる気が現在無いと仮定した時。

 君はやればできる子だ

と親が子を追い詰めてしまう。


 次男が発達障害かもと夫婦揃ってはっきり意識したのは3才少し前。

 3才2ヶ月くらいで発達センターの小児科医師には軽い、様子見と言われ、月一の療育はじめて、4才0ヶ月で初めて知能検査した。その時の心理士には、数値は低く出た、と言われた。DQ60. ほとんど検査が成立していなかった。出来なくてしないのか、出来なさそうなのでしないのか、ただしないのか判別できないと報告書に書かれた。当時はその文言のまま受け取った。

 4才3ヶ月で療育手帳のための田中ビネーも成立しなかった。仕方なく遠城寺式で親からの聞き取り調査で、軽度知的障害と出た。

 今は5才すぎた。

 彼なりに成長していることは確かだが、知能が遅れているのはもう間違いない。平仮名は一文字は読めるが、二文字以上になると読めない。勉強すること自体を嫌がるのだが、分からないのだろう。

 彼の良いところは基本的にいつもニコニコしていて精神的に安定していること。

 幼稚園も保育園も行かせていないのでストレスためることが本人も親もない。週2回民間療育に行かせてるが、今月から4回に増やすつもり。どれも一日1時間ほどで終わる。グループ療育もしているが、友達に興味を示すことはない。

 

 生き方を狭めないでどっしり構えていこうと思う。未来なんてランダムネスで読めないんだから。


 取り止めもない話で御免なさい。


(関連記事)