(過去記事1)でHIKAKINのこと書いてて思いついたんだけど.
HIKAKINのスーパー勤務時代の話って面白いんだよね.
万引きおばさんとの闘い
とか
スーパーにお金隠しておいて無くなったと言って騒ぐ変な人とか.
スーパー勤務時代の話がYouTube動画に生きているんだよね.
芸人さんのバイト時代の話とかも結構面白いしね.彼らはいろんな種類のバイトを経験しているから.
あと,鴨頭氏のYouTube動画にあったのは,
マクドナルドのある店舗で,人手不足でアルバイト志願者は全員合格だったらしい.
それで底辺高校生でヤンキー風で不登校気味な男の子雇っていたらしいんだけど,主婦とかは子供の病気・用事とかでいろいろあって急に休むことがあるんだけど,その男子高校生が気前よく引き受けてくれて,平日高校休んでバイトに来てくれて,バイト仲間みんなから喜ばれて愛されているんだってさ.
それって,生きてるっていうことだよね.高校でつまんない授業聞いてるより,よっぽど人生のためになってるよね.それこそ将来YouTube動画配信したら,バイトの面白いネタでてくるよね.
それで,私はちょっと夢想したんだけどさ.
小中9年間は学校行かなくても卒業できるけど,それからどうするか?
旧来の考え方なら,
(1)18歳の春から就職先見つけるなら,就職を斡旋してくれる特支学校高等部に15歳春で入学して,3年かけて卒業する.
これがメジャーだよね.でも,今は18歳になってすぐ就職先みつからなくてもよいとか,特支学校高等部でてからまだ就職支援施設に通うとかあるし,
(2)15歳春で高校進学して,高卒の資格をとって,18歳になったら大学・専門学校・就職を考える,
っていう手も最近は増えてきた.(過去記事2)
でね,この(1)(2)以外の第三の選択を思いついた.
こんなのどうかな?
(3)15歳春になったら,スーパーでもコンビニでもファーストフード店でもとにかくアルバイトする.小中行ってない障害児なんかバイトでも雇ってくれないしつらい目にあうかもしれないので,そこは私と次男の二人で,雇ってもらう.親子一緒に働く.そして性に合う世界を探す.
こんなのどうかな?いまコンビニでもマックでも介護でも人手不足でしょ.雇ってもらえるところあると思うんだよね.親子セットで.
あるいは息子が14歳の時くらいに私がひとりでバイトとして潜入して仕事を覚えておく.そしていきなり店長に切り出す.息子を雇ってくれ,でないと私は辞める,と.断られたら本当に辞めて別の店を探す.息子がバイトで入ってきたら私が責任をもって鍛える.そのうち息子と他のバイトと組んで仕事することも可能になるだろう.
こうやって実際に働く方が自己肯定感が上がるような気もする.
ま,(2)をやってから(3)へ行くという手もないではない.あるいは(2)と(3)を平行してやってみる手もある.
特支学校高等部が推薦する職って月給12-13万円でしょう(過去記事3).コンビニ時給1100円とすれば,一日8時間勤務なら14日間で達成できる.一日6時間勤務なら19日間で達成できる.
それこそ,同時にYouTube動画配信したり,芸人・俳優として劇場で語るネタにバイト経験が生きるかも.HIKAKINみたいに.
まあもちろん,私の補佐なしでマックのバイトが出来るようになるかは,本人の実力次第なので,ちょっと分からない.(過去記事4)で紹介したダウン症高校生バイトはどのくらいの仕事量なのか?
本人の力がどのくらいかは,おいおい分かってくるんじゃないだろうか.もし,コンビニなどで働く能力が無くてB型作業所の能力レベルだとするならば,そう分かってからそこ目指しても遅くないだろう.
虐めや嫌な集団教育のリスクおかしてまで小中6年間支援級・支援学校行かせる意味ないんじゃないかな.
中学生でもバイトは無理でもボランティアならできるかもね.親子で.
今はコンビニ・飲食店・介護職ぐらいしか思いついていないけど,やりはじめたらいろんな業界見て回るのも面白いんじゃないだろうか.それこそが人生経験で,机上の勉強だけして狭い専門職になった人より,豊かな人生が歩めるかもしれない.
何か伝統芸能の専門技能とかね.レベル高いけれど,自閉症って集中力あるから案外できるかもしれない.あとうちの子は体が大きくて強いから,介護職とか喜ばれるかもしれないし.
10代後半で多感な時期ならバイトだけでなく一緒に旅行もできるかもしれんし,あわよくば一人旅してほしいけど,どうなるかな.そういうのも子の成長を見たうえでの話であって今は何も確定的なことは言えない.
なんかあったら親子ユーチューバー目指しても良いし,そのネタになるかもしれんし.それはそれで楽しいんじゃないかな.生きてる実感も得られるんじゃないだろうか.
次男の未来についてブログ書いていて,こんなに明るい気分になれたのは初めてかもしれない.現状の否定だけじゃなくて,未来についての肯定的な展望が得られたような気もする.
まあ,それには私自身が健康でしっかりしていなくてはならない.
学校と言う所は歴史的に言って,
役人・知的専門職などエリート
か
軍人・工場労働者
を養成するところにしかなっていない.前者を目指す人には,学校歴と言うレッテル張りの役目しか学校は果たしていない.後者に関しては需要が少ない.
教育ビジネス,特に特別支援教育のベルトコンベアーは,単に健常者向けベルトコンベアーをまねてマイナーチェンジしてるだけで,トータルデザインがなされていない気がするんだよね.
インクルーシブ教育とかいうけれど,健常者の同年代と絡むというより,早くからいろんな年代の人とからんだほうが,周りから愛されるような気もする.
インディードで
障害者採用 アルバイト
で検索したらいろいろでてきた.
親が自分の狭い了見で未来を悲観してしまったら,それが子どもに移ってしまう.次男だけじゃない,他の子供らにもだ.親が明るく楽天的に生きるって大切だと思う.
楽天的に,だけど枠にとらわれず思考を深める.そして健康に生きる.
それが私の目標かな.
(過去記事1)
(過去記事2)
(過去記事3)
(過去記事4)